いけばな発祥の地に萬斎・浩市・葵ら
2017.3.27 20:00

映画完成奉告及びヒット祈願として、僧侶が読経するなか献華する野村萬斎(27日、京都・六角堂)
(写真3枚)
時の権力者・豊臣秀吉に、刃(やいば)でなく、花をもって挑んだ花僧・初代 池坊専好を描いた痛快エンタテインメント映画『花戦さ』。6月3日の全国公開に先立ち27日、いけばな発祥の地である京都・六角堂でキックオフイベントが開催され、主演の野村萬斎や森川葵、佐藤浩市ら出演者が登場した。
池坊専好役の萬斎と天才絵師・れん役の森川、そして千利休を演じた佐藤の3人。映画完成奉告及びヒット祈願として、僧侶が読経するなか献華した後、一般観覧客らに紅白餅や花の種をまいた。朝6時から詰めかけた約600人もの観覧客を前に萬斎は、「六角堂は、人々に愛されているお堂だと改めて今日感じました。身の引き締まる思いです」とコメント。専好を演じるにあたり、「浩市さんと前回ご一緒したときは『でくのぼう』を演じて、今回は『いけのぼう』ということで(笑)。どちらもボーッとした感じの人ではあるのですが、専好は一生を花と共に生きた天真爛漫な人物として演じました」と話した。

表千家でお茶を習ったという佐藤は、「温和な『まるい』利休さんを演じられたらと思っていました。ちなみに茶をたてるシーンでは、手元しか写っていませんが私が全部やっていますので、ぜひ劇場で確認してください」とPR。また、これまで時代劇経験が少ないという森川は、「作法も所作もわからない状態で現場に入りました。萬斎さん演じる専好さんのお茶目な姿や動きを横で見ていて、時代劇だからと構える必要はないんだ、縛られずにどんどん動いていいんだと感じました」と、現場で一つ一つ学んだようだ。映画は6月3日から公開される。
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