快挙!阪堺の駅舎にエレベーター導入
2016.12.7 05:00

新しい芝生の軌道を走る昭和3年生まれのモ161形車両(3日、大阪市)
(写真5枚)
大阪市内の南部を走る路面電車、阪堺電車の阿倍野~天王寺駅前間の線路が12月3日、芝生が敷かれた新しい軌道にリニューアル。また、レトロというよりもボロボロだった天王寺駅前駅も新駅舎に改築された。
沿線にそびえ立つ商業施設「あべのハルカス」との対比で、落書きやサビ、穴が空いてるなどちょっと残念な感じだった阪堺電車(通称ちん電)のエリア。今回のリニューアルにより、あべの・天王寺の名物でもある歩道橋ともつながり、阪堺電車にとって快挙ともいえるエレベーターが設置。これまでのぼり階段がつらかったという年配層もこれで安心だ。

今年の1月には住吉~住吉公園間が廃線になるなど、ちん電を愛する人には残念な話もあったが、これはうれしいニュース。確かに新しくなりすぎて味がないと言えば味がないが、このほかの駅は近代化に程遠く、まだまだ昭和は残っている。なお、日本最古の車両、昭和3年製造のモ161形や昭和33年製造のレトロな車両もバリバリ快走中。これまであべの辺りのガタガタがかなりつらそうだったが、新しい真っ直ぐな線路はベテラン車両たちにとってもやさしく、まだまだ寿命を延ばしてくれそうだ。運賃はどこまで乗っても210円。古い車両もちゃんとICカードに対応しているので、ちん電未経験の人はぜひお気軽にご乗車を。

取材・文・写真/谷知之
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