変態仮面でヒロイン役、清水富美加「女としては0点だって」

「監督とは軽くディスり合ってました」(清水富美加)
──鈴木亮平さんが第1弾の撮影を前に作ってきた、あの肉体美が引っ張ってる部分もあるんですかね?
あると思いますし・・・ある意味では、誰もやらないことを一生懸命というか。そこんとこどうなんですか、鈴木さん(プロデューサー)。アンサーもってるんじゃないですか。なんでここのスタッフは、こんなにかっこいいんですか?
(鈴木プロデューサー)世界中でこんなことやってるのって、自分たちしかいないっていう。その確信はみなさん、持ってるような気がしますね。福田監督も、清水さんの方が愛子のことは分かっていると。だから2のときは、1のときと全然演出が違いますからね。ホントにおまかせで。清水さんがいないインタビューでも、今回は鈴木さんと清水さんが進化してたことが、非常に大きかったとおっしゃられてました。
やった! もう、一緒にいるときは、ひどいことしか言われないんですよ! この前、対談させてもらったときも、お互い軽くディスり合ってましたし。
──監督をディスった!?
そんなつもりなかったんですけど(笑)。なんか、お互いに好きじゃないよねって。「女優としては100点だけど、女としては0点だ」って言われましたから(笑)。
──でも、それだったら起用しないですよ。
そうなんですよ。だから、そういう話を聞くと、可愛らしい方だなって。やべー(笑)。

──監督がおっしゃる清水さんの進化してた部分って、自覚されてるんですか?
1で勉強させてもらったことを2でちゃんとやるというのと、3年の間に自分もいろんな現場に出て、大事なことが前よりは見えてきたのかなと。あと、本気で真面目にやろうと。そういう目標をもって挑めたのが大きいのかなぁ。
──その真面目な部分が一番現れたシーンは?
やっぱり、「パンティを返して!」って言うシーンですかね。それがクランクインだったんですよ。すごくドキドキしながら挑んだんですけど、日常では100%あり得ない会話じゃないですか。それを普通のことだと思い込んで、真面目に、真面目に。
──別れた彼氏に「合い鍵返して」っていうぐらい、シリアスなシーンでしたね。
それぐらいのテンションでした(笑)。
──今回、姫野愛子というキャラクターに関して、清水さんのなかで成長させていったところもあるんですか?
高校生から大学生になっていて、(狂介と)2人の仲もずっと続いてて。第1弾の純情な感じもなくなって、普通に大人になって。なんか、漫画の世界のキャラクター、というよりは、現実にいそうな子になったかもしれませんね。
──この3年間の、姫野愛子への思いがそうさせたんですかね。
第1弾を撮り終わったとき、あぁ、もう呼ばれないだろうなと思いながらも、どっかに呼んで欲しい、呼んでもらえるように頑張ろうって考えてましたからね。福田監督が脚本の4夜連続ドラマ(2014年の『恋の合宿免許っ!』)のオーディションに受かったときも、「ここで結果残さないと、『変態仮面』に呼んでもらえない!」って言ったぐらいなんで。続編をやるんだったら、絶対やりたいと思ってました。
──清水さんにとって、『変態仮面』って何なんですか?
そうですね。『仮面ライダー』ばりに「私の帰る」ところになってますね。

──でも、第1弾の撮影が終わったとき、続編があると思ってたんですか?
第1弾の打ち上げの時点で、鈴木亮平さんや福田監督、プロデューサーらが「3部作やりたい」「やろう!」って盛り上がってて。でも自分は、何もできなかった申し訳なさで何も言えずに見てるだけだったんです・・・。
──「イエーイ!」って、その輪に入れなかったと。
「ですね!」みたいな感じでは言えなかった・・・。
──じゃあ、さらなる続編も分からないですね。
1、2に出演して、3で出ないとかあります!?
──そこは福田組ですから(笑)。
イヤッ! それで私呼んでもらえなかったら、本気で嫌いになっちゃうかも(笑)。でも、また呼んでもらえるように、これから3が決まるまでの間、頑張っていこうとは思います。次やる機会があれば、自分から提示するくらいいっぱいアイデアを出してやりたいんで。
──3のためには、今回のヒットも大事です。
そうですね。宣伝がんばりますよ!

──期待してます。それにしても、このポスターもかっこいいですよね。そこに入っているキャッチコピー「世界からパンティが消える。正義が消える。」を読ませないぐらい(笑)。
かっこよすぎて、パンティって気づきませんよね。これ、日本映画頑張ってるって感じしませんか?
──マーヴェルみたいです。
それぐらいの超大作感! いや、超大作なんですけどね。でも、このキャッチコピーは、これじゃなきゃいけないですね。「世界からパンティが消える」って、すごいなぁ。ふざけてない書き方ですよね。
──では、パート3ではどんな姫野愛子が見られるのか楽しみにしつつ。まずはこの『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』の大ヒットを願って。
はい。みなさん、泣きますよ(笑)。ホントに。ちょっと恥ずかしいとか、興味本位で劇場に入ったアナタ、泣きますよ〜。
──エロいと思って観に来た男子高校生も。
どんな気持ちで劇場に入った人にも、「泣きますよ」と言いたいですね(笑)。
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