京都「ガケ書房」が閉幕、あの名物車は何処へ!?
2015.2.19 12:03

「ガケ書房」の移転に伴い行われた、最後のライブイベント
(写真5枚)
左京区の名物書店「ガケ書房」(京都市左京区)の移転に伴い、最後のライブイベントが2月13日に、また、車をガケが飛び出した奇抜な外観を撤去するイベントが14・15日におこなわれました。
雪のちらつく13日、店内はライブや買い物を目当てにした、一日中多くの人で賑わいました。店主の盟友・杉山拓の音楽プロジェクト・風博士をはじめ、店主がエッセイに綴った元くるりの吉田省念、結成20年のガールズ・ロケンロールバンド・ザ・ドクロズ、京都が生んだ孤高のシンガソングライター・長谷川健一などのミュージシャン11組が出演。トリは11年前[ガケ書房]での初めてのライブ出演者だった京都の重鎮、くるりにも影響を与えた森島映によるAUXが華々しくシメ。出演者でガケ書房スタッフでもある林拓の子どもが生まれるというめでたいハプニングなどありながら、賑々しく営業終了。
翌日14日には、粛々と「ガケ崩し」がスタート。気になるあの”車”は、同じ左京区内の酒場「村屋」の中庭に飾られるのだとか。3tトラック2杯分(!)にものぼる「ガケ」の石も、知り合いの瓦店へ。「ガケ」のかけらを持ち帰る人や記念撮影する人など、最後のお別れをする人も多く、北白川のランドマークとして愛されていたことを物語っていました。そして、『ガケ書房の遺品展』として、記念に残る品々が展示されるイベント開催の決定も。
![車は、[村屋]から引き取りたいという申し出があったのだとか。一旦解体してトラックへ。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2016/02/9cc44b2defed901a1608bb9aa415724f.jpg)
なお、新店舗「ホホホ座」は4月1日にオープンが決定した模様。公式サイトでは、すでに内装工事が始まっている様子を紹介しています。さらには尾道に支店オープンが決まるなど、話題には欠かないガケ書房改め「ホホホ座」の今後の動向にも目が離せません。
取材・文・写真/松永大地
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