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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2024.6.18 Update

本州はやっと梅雨に入ったと思ったら、注意報や警報級の豪雨の予想。

 

関西に住んでいた頃は、梅雨と言えば耐え難い湿気とカビに悩まされる

 

嫌な思い出しかなかったけれど、

 

大地に近いところで生活するようになると、

 

雨は作物や植物を育てる、天からの恵みと思えるようになった。

 

梅雨のないこの地でも、今日は午後から雨の予想の曇り空。

 

湿度を含んだ風が心地よく、どこからともなく漂う土の香り。

 

間もなく夏至。

 

一年で昼の一番長い日は、魔女の八大サバトの『リサの祭り』。

 

穀物の成長と豊かな結実を祈り、たたえる儀式を行う日。

 

あちこちにまだ自然が残っているこの地では、大地のエネルギーも半端ではなく、

 

ひと雨降れば花も野菜も、そして雑草もみるみる大きくなるのがわかる。

 

どこのお家にもさまざまな家庭菜園があり、ひと夏で家族分の野菜を自給するというファミリーも多い。

 

でも、隙間もないくらい色々な種類の野菜を育てると、土も結構疲れるようで

 

収穫が終わると土壌の改良や栄養補給のため、色々な化学肥料や農薬が必要になる。

 

実は私、これが苦手で、収穫したら土地は一年休ませ、積雪の中でしっかり眠らせて、

 

翌年春に生えてくる雑草の種類で、その地に適した野菜を選ぶという自然農法に興味がある。

 

去年は全く無農薬で随分立派なきゅうりを多数収穫したので、今年はひと休み、と考えているのだけれど、

 

『雑草抜いて、土や肥料を入れて手入れしないとダメじゃない』とご親切にクレームをつけてくる人もいる。

 

バイオダイナミクス農法をご存じない方に説明するのも面倒なので、へらへら笑ってスルーするけれど、

 

地元の人から見ると、都会から来た畑の手入れも知らない、怠け者と思われているんだろうなー。

 

移住して来た人が地元になじめずトラブるケースもたまに聞くけれど、

 

ほどほどに孤立することを恐れない魔女には、今いる環境もそう辛いものではないのです。

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