日本縦断! OMOろい旅 in 北海道・小樽【OMO by 星野リゾート×Meets】[PR]

街の象徴である小樽運河。夕暮れ時には散策路に設置されたガス灯と共に運河沿いの歴史的建造物がライトアップされ、より一層幻想的に
“テンションあがる「街ナカ」ホテル”でお馴染み「OMO by 星野リゾート」と雑誌『Meets Regional』がタッグを組み、ディープな街情報をお届け。今回は北海道・小樽へ!

案内人:OMOレンジャー 高橋みゆきさん
大正ロマン漂う着こなしがよく似合う生粋の小樽人。落ち着いた物腰で、しっとりとした大人旅をアテンド。アパレル出身&ワイン党。
新たな時を刻む小樽を、街歩きしながら再発見。
レトロやノスタルジックという言葉がしっくりくる港町・小樽。北海道一の貿易拠点として栄えたこの街の中心に立つのが、[OMO5小樽 by 星野リゾート]。
市指定歴史的建造物である旧小樽商工会議所をリノベーションしていて、泊まること自体が街の歴史に触れる体験なのだ。コンセプトは、文明開花の面影を今に伝える“ソーラン、目覚めの港町”。周辺には関西の街を彩る巨匠たちによる名建築が点在。歩くだけで心が弾む。
とはいえ、小樽の魅力を地元目線で味わうならOMOレンジャーに頼りたい。街を知り尽くしたスタッフがガイドする街歩きツアーは、「朝市で勝手にお節介丼ツアー」「朝の堺町通りさんぽ」など2種類。さらに冬限定の「小樽運河こたつクルージング」(土・日・祝開催)は、雪とガス灯による幻想的な夜景を堪能できる。
夜はレトロな街並みを抜けてディープなエリアへ。実際に歩けば街も人も、老舗の活気と若い世代の感性が交わり、面白い動きが続々。訪れる前は“昔栄えた港町”だと想像していたが、今も時を刻む“目覚めの港町”だった。
時が戻ったような旅体験を。
OMO5小樽 by 星野リゾート

“北のウォール街〞と呼ばれる旧金融街に2022年に開業。南館と北館が併設し、南館は旧小樽商工会議所の建物を活用。重厚感ある石造りの階段やシャンデリアの他、窓や扉、家具などを随所に配し、一歩踏み込むだけで往時へタイムトリップしたような趣ある空間に。


大会議室を改装した3階は朝食会場にもなるOMOカフェ&バルで、毎夜20〜23時には「灯る小樽ナイトラウンジ」として変身。街でも館内でも小樽旅をサポート。
![「灯る小樽ナイトラウンジ」は、小樽の老舗ガラスブランド[北一硝子]製オイルランプの灯りとアンティークオルゴールの音色が織りなす空間で、特製フード&ドリンクをいただける。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2025/11/omo5otaru_4.jpg)

OMO5小樽 by 星野リゾート
住所:北海道小樽市色内1-6-31
ホテルまでのアクセス:新千歳空港より快速エアポートで小樽駅下車。徒歩9分。
電話:050-3134-8095(OMO予約センター)
15:00IN/11:00OUT
92室
1室1泊16,000円〜(税込・食事なし) カード可
提携駐車場あり(先着順・予約不可)
hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru

風土が醸す、幸せのワイン。
オサワイナリー

[OMO5小樽]から徒歩すぐ、石蔵をリノベした小さなワイナリー。ソムリエの長夫妻が暮らしを豊かにする〝幸せのワイン〞を求めて地域に自社畑も構え、栽培から醸造までを行う。


「その風土の香りや味をブドウが教えてくれる」と、海の幸や和食に寄り添う白ワインが主役。2階の試飲バー&ショップは、秋の収穫期を除く土曜限定。小樽発祥の品種「旅路」を醸す『tabi』のほのかに立つ潮の香りに、これがテロワールか…! と思わず感嘆する。
オサワイナリー
住所:北海道小樽市色内1-6-4
電話:0134-61-1955
13:00〜17:00閉店(日〜金曜休、秋の収穫期は休業)
i@osawinery

港町の人情を守り継ぐ老舗。
がつや しまざき

昭和10年創業の海鮮炉端焼き店。渋い佇まいから「紹介制って噂が流れてるけど、違うの」と笑う四代目の嶋崎幸恵さん。魚をさばき、焼き台を見守り、お酒を作りつつ会話も弾ませる姿は、まるで千手観音のよう。

![店名の[がつや]は串焼き店時代にガツが看板だった名残。その秘伝ダレでいただく後志産豚ロースチャップ焼2,000円。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2025/11/omo5otaru_gatsuy2.jpg)
名物の紅ズワイガニ焼きや豚ロースチャップ焼きの他、蒸しウニ、高級魚の八角味噌焼きなど、酒飲みの血が騒ぐ皿揃い。女将と常連客が生むコの字カウンターの一体感も心地よく、ここを旅の目的地にする人が多いのも大いに納得。
がつや しまざき
住所:北海道小樽市稲穂2-14-2
電話:0134-25-6685
17:30〜21:30閉店
日曜休&不定休

\さらに!/OMOろい小樽。
小樽グルメの面白さは、パイオニア精神にあり。
北海道が食の宝庫であることは誰もが知るところ。中でも小樽グルメの個性豊かさは、開拓時代から受け継がれるパイオニア精神で満ちていた。「良いものは新しいものでも素直に受け入れる。街も人もおおらかなんです」とOMOレンジャーの高橋さん。
確かに街では、焼肉のタレをスープとして味わう独自文化など、その発想は実にユニーク。鮨店ばかりが軒を連ねる「寿司屋通り」があるほど正統鮨が多いと思いきや、地元の人も創作鮨を楽しむ寛容さが根付く。
一方で、かつてニシン漁の倉庫だった石蔵をリノベしたワイナリーやカフェバル、これまでになかった若手シェフによる洋食店など、新たな挑戦も生まれている。さらに小樽はビールや日本酒の醸造場もある他、隣町・余市はジャパニーズウイスキー発祥の地。酒飲みにとって最高過ぎる街だったことも記しておきたい。
旅の途中、「せっかくなら初雪が見たい」と冗談半分で話していたら、なんと最終日の朝に粉雪がはらり。移住者たちの「初めてこの街に来た時、不思議と歓迎されたような気がしたんです」との言葉を最後に思い出した。
〝鮨の街〞で体験する新世界。
鮨処 まえだ

「鮨どころだからこそ、ひと味違う鮨を」と語るのは、地元の名店[伊勢鮨]が営む小樽駅構内の立ち食い鮨店で腕を振るった店主。道産中心の旬ネタに濃度高めのツメだけでなく、調味料や珍味で創意工夫を凝らした一貫は、食べるたびに驚きの連続だ。


場所は、[小樽サンモール一番街]内の[おたる屋台村 ろまん横丁]最奥。カウンター8席のみだが、横丁内はフードコート仕様なので他のテーブルからも注文可。シャリ切れ次第終了。


1軒目&はしご酒のシメでも!華麗な握り技にも見惚れます。
鮨処 まえだ
住所:北海道小樽市稲穂1-3-9 おたる屋台村 ろまん横丁内
電話:080-4508-6300
17:00〜22:00LO(火・水曜休)
i@sushidokoro.maeda
先人の知恵と美学が滲む。
小樽焼肉 三四郎 本店

絶対体験したかった「焼肉タレスープ」という小樽独自の文化。焼肉後の余ったタレを昆布ダシで割って味わうシメの楽しみ方は、初代が〝もったいない精神〞から蕎麦湯をヒントに考案。看板のホルモンは、毎朝食肉処理場から直送の新鮮なものを、その日のうちにお客に提供。


昭和30年の創業時から家族で守り継ぐ店内は、常連客と観光客が入り混じり、日々賑やかに盛り上がる。平日の21時以降が狙い目。

焼肉タレスープ発祥の名店!私も20数年以上通っています。
小樽焼肉 三四郎 本店
住所:北海道小樽市花園1-9-2
電話:0134-32-3991
17:00〜0:00閉店(日曜16:30~)
月曜休
i @yakiniku_sanshirou
洋食のDNAを街に繋ぐ新星。
洋食木下

個人店がポツポツ増えている飲み屋街の路地裏に2022年オープン。ランチは正統派オムライスと欧風チキンカレー、夜は加えて前菜や季節皿、メイン料理で魅了する。


「こだわりなんてそんな…」と店主・木下和大さんは謙遜するが、フレンチシェフが営むカフェで料理の基礎を習得した。7日間要するデミグラスソースはフォン・ド・ヴォーから手作り。洋食に捉われない調味料遣いも秀逸。港町の洋食文化に新しい風が吹いていると評判だ。

ディープな花園エリアの素敵なお店へもぜひどうぞ。
洋食木下
住所:北海道小樽市花園1-6-5
電話:070-9045-2162
11:30~13:00LO 17:00~21:00LO
不定休(月&水曜はディナーのみ)
i @yoshoku_kinoshita
これからの小樽を石蔵から発信。
石と鉄 STONE and IRON
![店名[石と鉄]には、街の象徴である石蔵と鉄道の意味も。](https://www.lmaga.jp/wp-content/uploads/2025/11/omo5otaru_stoneandiron1.jpg)
小樽育ちの店主・中源博幸さんは、東京や海外で料理人&バリスタを経験。再び地元へ戻り、「レトロやノスタルジックだけじゃない小樽の未来もあるべき」と、築100年超の小樽軟石の石蔵をリノベーション。鉄のカウンターが映えるインダストリアルな空間で、地産地消の食体験ができる。


小樽地鶏のグリーンカレー、後志産蕎麦粉と天然水で焼くガレットの他、小樽など道産のお酒も種類豊富。併設する一棟貸しの宿では、思う存分に石蔵の魅力に浸れる。
地元食材の料理で乾杯できる、ありそうでなかったカフェバーです。
石と鉄 STONE and IRON
住所:北海道小樽市色内2-2-8
電話:0134-61-1214
11:30〜13:30LO 17:00〜21:00LO(日曜11:30〜14:00LO 17:00〜20:00LO)
月曜休(木曜はディナーのみ)
i@stoneandiron.otaru
取材・文/川嶋亜樹 写真/佐藤寛人
提供:OMO5小樽 by 星野リゾート
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