大阪への集客をねらう『おおさか魅力満喫キャンペーン』の発表会が25日、大阪府庁で行われ、芥川賞受賞後初の大阪仕事というピース・又吉直樹が出席。松井府知事、雨上がり決死隊の宮迫博之や蛍原徹、福本愛菜らと大阪の魅力について語った。

松井府知事に「大先生」と迎えられた又吉は「知事に大先生と言われたら恐縮しますよ。お会いできてうれしいです」と控えめに伝えると、「大して（うれしいと）思ってないでしょ？」と一蹴。宮迫が「知事、まあまあガラ悪いですね（笑）」と会場の笑いを誘った。

大阪のおすすめスポットは？という質問に対し、「北浜のテラスですね。水辺は夜景がきれいで、アベックに抜群ですわ」と知事が答えると、一斉に「今のご時世でアベックって！」と突っ込む場面も。その後、又吉は大阪でしたいことを聞かれ、「船に乗って大阪の夜景を楽しみたいですね。アベックで」と返答。「又吉、知事をイジるんじゃないよ！」と宮迫が指摘したが、知事も「一緒にデート行く人いてるの？」とすかさず反撃。「今はいないですね･･･」と又吉が苦笑いし、舌戦に終止符が打たれた。

次回作について、ぜひ大阪を舞台にと知事からオファーを受けるものの、又吉は「生まれ育ったところですし、すばらしい町。大阪弁のリズムのある感じは好きだけど難しいので、もっと勉強しないと」とやんわり否定。宮迫らに「書けや！」と言われ、「いつか書いてみたいです」と宣言し直した。