５月10日のサヨナラパレードには史上最多の１万2,000人が集まったニュースも記憶に新しい、宝塚歌劇元星組トップスター柚希礼音。トップ在位は通常２年程度が多い中、６年も務めあげただけに、少しは休業に入るのでは？･･なんて心配をよそにワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ミュージカル』への出演が決定しました！

『オペラ座の怪人』『エビータ』『キャバレー』など、だれもが知るミュージカルの演出を手掛け、ブロードウェイで最高峰と言われるハロルド・プリンスが自らの人生を舞台化した、世界初公開の作品。しかも、ブロードウェイの最前線で活躍する大御所や期待の新星ととも、唯一の日本人として舞台へ立つのです。

｢いつかエンターテインメントの本場アメリカで舞台に立ちたいと、宝塚音楽学校に入る前、夢見たことがありました。今回ついにその夢への扉が開くと･･･ワクワクしています｣と、コメントした柚希。退団時には、まだ進退を決めていなかった彼女が、即行で出演を決めたのも納得の注目作だ。｢今回の舞台は、身に余る高い壁への挑戦となることでしょう。しかし宝塚で育まれた何者にも代え難い財産ーー自分をプロデュースする力、そして努力すればどんな高い壁でも乗り越えられる強い意志ーーを大きな力として胸に刻み、ブロードウェイに向かって羽ばたきます。プリンス氏の演出が自分も知らない新たな柚希礼音を引き出してくれることでしょう｣。

宝塚歌劇時代はトップオブトップと呼ばれ、歌、踊り、そのルックスも含め、数え切れない観客を虜にしてきた柚希。世界へと歩き出した姿をひと目見るために、今回はプラチナムチケットとなることは間違いなしです。