平愛梨、恋人役の突然の結婚発表にビックリ「ええーっ?」

2015.2.4 15:31

左から、岡本浩一監督、主演の平愛梨、恋人役の遠藤要

(写真2枚)

幼い頃に震災で家族を亡くした、淡路島に住む女性が、地震のトラウマと闘いながらも、恋に仕事にと奔走する映画『摂氏100℃の微熱』。「シネマート心斎橋」での公開初日、兵庫県明石市出身の主演・平愛梨、恋人役の遠藤要、岡本浩一監督が舞台挨拶に登壇した。

司会者から「出演が決まったときの気持ち」を問われると、平は「摂氏100℃って”微熱”ちゃうやーん!っていうのが第一印象(笑)」と客席を沸かせながらも、自身が兵庫県明石市出身で、小学4年生当時に被災したことを明かし、「読み進めるうちに役と自分自身が重なって・・・もう、涙なしには読めなかった!」と力説。

恋人役の遠藤が、「最初、愛梨の彼氏役って聞いたときはめっちゃうれしかった」とラブコールを送ると、平は「え、彼氏役だっけ?」と、まさかのおトボケ。「そうだよ!忘れてた?」「あ、そうだったー」・・・と、夫婦漫才でもはじまりそうな天然トークがはじまると、会場は一気にお花畑のようなほんわかオーラに。

今回出席できなかったW主演の青柳翔からのビデオメッセージ上映では「撮影中、平さんがまったく違う台詞を喋り始めたりするんで正直困惑もしたけど(笑)、天然キャラでみんなを和ませてくれてありがとう!」と、珍エピソードを披露。ヒロイン自らムードメーカーとなった、楽しい現場の様子が伺えた。

平愛梨は撮影現場同様、舞台挨拶でもムードメーカー

また、舞台挨拶中、突如はじまった「○×ゲーム」のコーナーでは、「恋愛は障害があった方が燃える?」の問いに対し、一旦は○を出した遠藤が、「あ、でも、今は×で。僕、12月25日に入籍したばかりで⋯」と、突然の結婚発表。監督や平も知らされていなかったようで、「ええーっ?」と一時騒然となるも、「事務所には早く公表しろって言われてたんですけど、なんかタイミングが掴めなくて」と、照れ笑いする遠藤に、来場客から祝福の拍手が送られた。

異例の結婚発表会となった『摂氏100℃の微熱』舞台挨拶。最後は、「いつもは天然で明るい愛梨ちゃんですが、作品のなかでは、苦しんだり悩んだりと、普段とはひと味違う姿が見れるので、お楽しみに!」と岡本監督。平も「この映画が、震災の記憶を伝え、誰かの活力になれたら⋯」としっかり締めくくった。

取材・写真/hime

映画『摂氏100℃の微熱』

2015年1月24日(土)公開
監督:岡本浩一
出演:平愛梨、青柳翔、遠藤要、ちすん、上野なつひ
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

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