難波に「変なホテル」出現、スピーディーさを追求…チェックインは14時

10時間前

12月15日開業の「変なホテルエクスプレス大阪 なんば日本橋」(12月12日 Lmaga.jp撮影)

(写真15枚)

「H.I.S.」グループが運営する「変なホテル」ブランドの新店舗「変なホテルエクスプレス大阪 なんば日本橋」(大阪市中央区)が、12月15日に開業する。最短10秒でチェックインできる「エクスプレスチェックイン」など、「早さ」に特化したホテルになっている。

■ 早さを追求、QRコードで爆速チェックイン?

チェックインなどをおこなうフロント(12月12日 Lmaga.jp撮影)
チェックインなどをおこなうフロント(12月12日 Lmaga.jp撮影)

「変わり続ける」という思いをブランド名の「変」に込め、光のホログラムや人型ロボットをフロントに導入するなど、独自の取り組みをおこなってきた同ホテル。今回開業するのは、カジュアルブランド「変なホテルエクスプレス」。西日本初上陸となり、宿泊客がよりスムーズに観光を楽しめるように「早さ」に特化した施設となっている。

最短10秒でチェックイン可能な「エクスプレスチェックイン」(12月12日 Lmaga.jp撮影)
最短10秒でチェックイン可能な「エクスプレスチェックイン」(12月12日 Lmaga.jp撮影)

フロントにチェックインシステム「エクスプレスチェックイン」を設置しており、事前に必要な情報を入力しておくことでQRコードがメールに届き、当日はそのQRコードをかざすことでルームキーが発行される。チェックインといえばフロントとのやり取りや書類の記入で時間が取られてしまうものだが、同ホテルでは最短10秒で完了する。

また同ホテルでは初となる遠隔接客サービス「RURA」も導入しており、フロントに設置されたモニター越しにスタッフとやり取りが可能。チェックイン時の不明点や客室での困りごと、観光地までの道案内などを気軽に相談できる。

困りごとがあればフロントにある「RURA」に相談できる(12月12日 Lmaga.jp撮影)
困りごとがあればフロントにある「RURA」に相談できる(12月12日 Lmaga.jp撮影)

またチェックイン時間も一般的なホテルよりも少し早めの14時から可能となっているのも特徴のひとつ。ほかにも、全客室にAnker製の充電器が設置されておりスマートフォンを急速充電できるほか、約20種類の冷凍ミールから朝食として好きな一品を選べる「クイックミールステーション」といったサービスを展開する。

冷凍ミールは1人1品が宿泊プランに含まれている(12月12日 Lmaga.jp撮影)
冷凍ミールは1人1品が宿泊プランに含まれている(12月12日 Lmaga.jp撮影)

いずれも「早さ」を重視したサービスばかりだが、担当者は「以前より、早く到着してしまったためチェックイン時間まで待ち続けるお客さまや『早く部屋に入りたい』という声が届いていました。そういったご要望に応えるため、スピーディーさを追求した内容となっています」と説明。一方で、今後は変なホテル名物である「エンタメ要素」も追加される可能性もあるそうだ。

ツインルーム(12月12日 Lmaga.jp撮影)
ツインルーム(12月12日 Lmaga.jp撮影)
ベッド下は荷物などを収納するためあえて空間を設けている(12月12日 Lmaga.jp撮影)
ベッド下は荷物などを収納するためあえて空間を設けている(12月12日 Lmaga.jp撮影)
食事などができる「クイックミールステーション」(12月12日 Lmaga.jp撮影)
食事などができる「クイックミールステーション」(12月12日 Lmaga.jp撮影)

「変なホテルエクスプレス大阪 なんば日本橋」は、大阪メトロ・近鉄の「日本橋駅」から徒歩約1分。客室は全85室(うちダブルルームが70室、ツインルームが14室、ユニバーサルルームが1室)。宿泊料金は、ツイン5875円〜、ダブル7000円〜(サービス料込み)。会員割引あり。

取材・文・写真/つちだ四郎

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