京都・錦市場が目前…関西初「ゴディバ」のパン屋、なぜこの立地に? 大丸京都店の裏手

2時間前

「錦市場」のすぐ西側に位置する「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」(写真左):Lmaga.jp撮影

(写真8枚)

関西初出店のベーカリー「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」(京都市中京区)が12月10日にオープン。パン消費量が全国トップクラスの京都に出店し、国内外の多くの人が行き交う京の台所「錦市場」すぐの一等地ともいえる場所で、より地元に根づいた「町のパン屋さん」をめざす。

ベルギー発の老舗チョコレートブランド「GODIVA」が、チョコレートをより日常的に楽しめるようにと立ち上げたベーカリー「ゴディパン」。2023年に東京・有楽町にオープンした1号店は混雑緩和のため、事前予約制での来店が約1年続くほど好評となった。

関西初の「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」。約20種のパンが並ぶ(Lmaga.jp撮影)
関西初の「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」。約20種のパンが並ぶ(Lmaga.jp撮影)

新店は、400年以上の歴史をもつ商店街「錦市場」西側の目の前という好立地。関西初進出について担当者は「歴史・伝統を重んじながら新しいものも取り入れる京都に出店したかった」とコメントする。

看板商品「コロネ」の京都四条店限定「黒豆と抹茶」(486円)(Lmaga.jp撮影)
看板商品「コロネ」の京都四条店限定「黒豆と抹茶」(486円)(Lmaga.jp撮影)
ショーケースには、フレッシュなクリームを味わえるよう冷蔵の「コロネ」などが並ぶ(Lmaga.jp撮影)
ショーケースには、フレッシュなクリームを味わえるよう冷蔵の「コロネ」などが並ぶ(Lmaga.jp撮影)

近年の「錦市場」はNY発「THE CITY BAKERY」など、生鮮食品以外の店も増え、連日賑わいを見せる。候補地の視察では、海外の観光客に加え、地元の人々が多く行き交う光景を見て、満場一致でこの場所に決定。ブランド初の路面店となり、白テントや京都で働く人々を描いた外壁など、これぞ「町のパン屋」という親しみやすい店構えを実現させた。

初の路面店を活かし、白テントや京都で働く人々を描いた外壁など、より「町のパン屋さん」らしさを意識(Lmaga.jp撮影)
初の路面店を活かし、白テントや京都で働く人々を描いた外壁など、より「町のパン屋さん」らしさを意識(Lmaga.jp撮影)

メニューも、京ことば「であいもん」をテーマに開発した同店限定品が登場。「異なる素材の個性を活かし、融合から生まれる新しさ」として、チョコレート✕京都らしい和素材に注目のラインアップに。しそ梅ペーストや刻んだ青梅がアクセントの「カカオと梅と求肥のもちもちクリームパン」(432円)など、和洋折衷な楽しみ方に出合えそうな品も。

京都四条店限定「カカオと梅と求肥のもちもちクリームパン」(432円)(Lmaga.jp撮影)
京都四条店限定「カカオと梅と求肥のもちもちクリームパン」(432円)(Lmaga.jp撮影)

また、気軽な日常食として親しまれるよう、新たなサンドイッチも登場し、昔ながらの三角型ながらカカオブレッドが特長の「ショコラティエのサンドウィッチ」(各561円)、バーガースタイルの「きょうのサンド」(388円)も京都店舗ならでは。ほかにも、既存店で好評の「コロネ」、「クリームパン」など、チョコレートやカカオを堪能できる約20種が揃う。

「ゴディパン」文字が目を引くショッパー(Lmaga.jp撮影)
「ゴディパン」文字が目を引くショッパー(Lmaga.jp撮影)

「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」営業時間は11時~18時、月曜休み。オープンから当面の間は「GODIVA」公式LINEから入場予約が必要(予約は各営業日前日の21時~)。購入は1人合計5点まで(限定品は2点まで)。

京都四条店限定「ショコラティエのサンドウィッチ」(各561円)、アンバー&ショコラ、アンバー&抹茶の2種(Lmaga.jp撮影)
京都四条店限定「ショコラティエのサンドウィッチ」(各561円)、アンバー&ショコラ、アンバー&抹茶の2種(Lmaga.jp撮影)

取材・文/塩屋薫 撮影/Lmaga.jp編集部

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