大阪・心斎橋のホテル「Ｗ大阪」（大阪市中央区）では、パン＆デザートが食べ放題で３０００円台という、お得なホテルランチが食べられる。

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■ 大阪のホテルの食べ放題で…格段に安い！

Ｚ世代の２０代女性を中心に、人気を集める「Ｗ大阪」。エントランスの煌びやかな内装を前に、写真を撮る姿が多く見られ、インスタグラムには、可憐なスイーツの投稿が多く寄せられている。

そんな華やかなホテルでは意外な、コスパ抜群のランチが存在する。会場となるのは、ニューブラッセリー「Ｏｈ.ｌａｌａ･･･（オーララ）」。「ブーランジェリーランチ」と題して４種類のコースを展開し、なかでも平日限定の「パスタコース」が、パン＆デザート食べ放題で３８００円と、ホテルの食べ放題としては格段に安い。

内容は、シーザーサラダ、日替わりのパスタ、パフェのようなグラスショートケーキ、コーヒーまたは紅茶のコース。一皿ずつが大きく、これだけでもボリューム満点だが、加えて常時１０種類以上のパンと、５種類のデザートが食べ放題となる。

取材当日のパスタは、耳たぶ型のショートパスタ「オレキエッテ」を使った、かぼちゃのクリームパスタだった。宮澤利幸シェフは「パンを主役にした『ブーランジェリーランチ』ということで、パンをソースにつけて食べたくなるような料理にしています」と話す。

「パスタコース」のほかにも、サラダ＆選べるメイン料理の「２品コース」（４６００円）や、スープが追加された「３品コース」（５６００円）、さらに魚料理が追加された「４品コース」（６６００円）があり、いずれもパン＆デザートが食べ放題だ。

■ 朝食限定だった「可愛いパン」が食べ放題

食べ放題のパンは、山盛りに入った箱で各テーブルへ届けられる。他の「パン食べ放題」と一線を画すのは、見た目の可愛さだ。現在は、クリスマスにちなんだツリー型のクロワッサンや、リースのように飾られたマフィンなど、１６種類ほどが並ぶ。

毎朝５〜６時から自家製パンを焼いており、ベーカリーシェフ・松田浩樹さんは「これだけ手間のかかった、可愛いパンの食べ放題は珍しいのでは」と、自信をのぞかせる。「みなさん平均２〜３個は食べていただけますね。デザートも食べたいのでセーブしながら･･･（笑）」。

「ブーランジェリーランチ」は、もともと朝食でしか食べられなかった自家製パンを、宿泊客以外にも広く食べてもらうために、今年１月から始まった。「Ｗ大阪」が力を入れるパン＆デザートを、好きなだけ食べられるよう「食べ放題」とし、間口を広げるべく、平日はお手頃価格に設定した。

その甲斐あって、１６０席ある店内は、平日も休日も満席に近い状態が続く。子連れや女子会、夫婦で･･･と、幅広い年代から好評を得ている。

■ デザート「全種類制覇」の攻略法は？

「全種類を頼まれる方が多いです」と、広報担当・味谷さんが話すデザートは、全５種類が食べ放題。グラスショートケーキは、食後に１人１皿ずつ提供される。どれもしっかり１人前サイズのボリュームなのが嬉しい。

季節に合わせてメニューが変わり、１２月はリンゴや洋梨など秋の食材を使う。特に、毎回定番として登場する「ブリュレチーズケーキ」や、箸休めとしてさらっと食べられる「リンゴのゼリー」がよく注文される。

全種類制覇の攻略法は「最初にパンの食べ放題があるので、デザートが後回しになって、お腹いっぱいになってしまうことも。全種類頼んで、シェアしていただいてＯＫです」とのこと。デザートによっては、少なめの量での提供に応じられるものもあるそう。

今後２０２６年１月からは、いちごとチョコレートを主役にしたスイーツを予定している。

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「ブーランジェリーランチ」は、Ｗ階「Ｏｈ.ｌａｌａ･･･（オーララ）」にて、１２時〜１５時（ラストオーダー１４時）まで提供。平日限定の「パスタコース」は３８００円。詳細は公式サイトにて。

取材・文・撮影／Ｌｍａｇａ.ｊｐ編集部

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