チケット即完売→当日券販売へ…「万博 イタリア特別展」11月18日より対応開始

2時間前

特別展『天空のアトラス イタリア館の至宝』開催地である「大阪市立美術館」( Lmaga.jp撮影)

(写真4枚)

「大阪・関西万博」でも屈指の人気を誇った「イタリアパビリオン」で展示されていた芸術作品の一部が、10月25日より「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)の特別展で再び公開されている。全日程のチケットが2日間で完売し話題となっていたが、同美術館が「当日券」を開始すると発表した。

■ 閉幕1カ月も「万博熱」止まぬ関西…追加展示も発表

『大阪・関西万博』イタリア館で話題となった『ファルネーゼのアトラス』
大阪市立美術館で継続展示が決まった「ファルネーゼのアトラス」(Lmaga.jp撮影)

国宝級のアートを間近で見ることができ、連日多くの人が訪れたイタリア館。「大阪市立美術館」で開催される特別展では、万博をきっかけにアジア初公開となった『ファルネーゼのアトラス』にくわえ、同展にあたって新たにイタリアから持ち込まれるレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿、そして会期途中からはドメニコ・ティントレット『伊東マンショの肖像』(1585年)の複製画が追加展示される。展示作品はすべて撮影可能(フラッシュ、動画撮影は禁止)。

『大阪・関西万博』混雑するイタリア館(10月10日 Lmaga.jp撮影)
「ファルネーゼのアトラス」を一目見ようと…混雑するイタリア館(10月10日 Lmaga.jp撮影)

同展は発表時から注目度の高かった展覧会だけに、10月18日のチケット発売日から2日で全日程が完売。アクセスが集中し購入サイトにつながりにくくなるという異常事態に、特別展の公式Xが謝罪した。今後の対応については、「当日券の取り扱いであったり、今後の運営については、主催者と協議いたしまして、当館のホームページで発信していこうと思います」としていたが、11月18日より、同美術館券売窓口で当日券の取り扱いがスタートすると発表された。

「ファルネーゼのアトラス」の顔ハメパネルが登場(10月24日 Lmaga.jp撮影)
「ファルネーゼのアトラス」の顔ハメパネルが登場(10月24日 Lmaga.jp撮影)

同展の広報事務局のコメント全文は以下の通り(11月12日時点)。

「11/18(火)以降、美術館券売窓口で当日券の取り扱い(無料対象の方含む)を開始します。当日券は開館日の9時15分より販売を開始し、「入場時間券」を配布します(お一人様2枚まで)。障がい者手帳をお持ちの方・介護者の方も必ずお並びいただき、人数分の入場時間券をお取りください。入場時間券がない場合は、ご入場いただけません。当日券は所定の枚数が無くなり次第、販売を終了します」

また合わせて、「近隣の皆さまへのご迷惑及び事故防止のため、徹夜を含む前日及び早朝からのご来館は固くお断りします。観覧券の転売行為は固くお断りします」と注意を呼びかけている。今後の対応は随時、同美術館公式サイトと公式Xにて発表されるという。

特別展『天空のアトラス イタリア館の至宝』は「大阪市立美術館」にて、2026年1月12日まで開催される。

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