難波にサプライズ登場で待ち時間ナシ!万博で超絶人気ヨルダン館、入場無料

2時間前

お揃いの白と赤のカフィーアをスカーフ巻きにしたスタッフたち(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

(写真9枚)

難波駅前で16日まで開催の野外イベント『みなみフェス』に、『大阪・関西万博』で超人気パビリオンのひとつだった「ヨルダン・パビリオン」が出展している。しかも、事前予告なしの、サプライズ。そんなこともあり、「予約なし」さらに「待ち時間なし」で、あの赤いヨルダンの砂、そして万博閉幕間際にスタートしたキッチンカーで提供していたヨルダングルメも、難波で体験することが可能に。

難波駅前にヨルダンパビリオン爆誕(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
難波駅前で赤い砂を満喫する来場者たち。万博では体験できなかった人たちにチャンスが(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

「50人くらいかと思ったら、当日5000人も集まったんです…」そう語るのは、ヨルダン政府代表代行のシファ・ズグールさん。10月25日に「万博記念公園」(吹田市)で開催されたイベント『ヨルダンの文化に触れよう!』を今振り返っても、驚きを隠せない。

夢洲の会場でのヨルダン人気は、広く知られているが、万博閉幕後も、その人気は継続中。『ヨルダンの文化に触れよう!』については、その大混雑ぶりにSNS上で「ヨルダンフィーバー凄い」「2-3時間並びそうだったので帰る」「これだったら万博会場のほうがまだマシだったぞ」など、参加者らからの投稿が相次いだ。

(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
難波のど真ん中の立地で開催中のイベントに出展(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

シファさんらは、前回の「万博記念公園」での失敗を踏まえ、今回の『みなみフェス』では、警備スタッフを大幅増員。さらに事前告知なしの「サプライズ出展」という形で、難波駅前のブースに人が集まりすぎると混乱が生じて危険だと、万全の体制で当日に臨んだ。

難波駅前にヨルダンパビリオン爆誕(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
難波駅前にヨルダンパビリオン爆誕してます(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

その甲斐もあり、15日はスロースタート。昼頃でも、人が集まりすぎるということもなく、来場者たちが穏やかに赤い砂を裸足で歩いたり、手で砂に触れてみたり。「万博ではヨルダン館に入れなかったんです。ここで今日まさか体験できるとは」という来場者もいて、それぞれのコンテンツをゆったりと楽しんでいた。

難波駅前にヨルダンパビリオン爆誕(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
難波駅前にヨルダンパビリオンをちょこっと再現(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
ヨルダンの炊き込みご飯「カブセ」なども人気(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

また、キッチンカーでは、「デーツシェイクお気に入り」「うますぎる、人気でるわけだ!」「美味しすぎて、帰ってから再現してみた」と会期中にSNS上で評判となったパビリオンオリジナルドリンクの「デーツシェイク」(800円)はもちろん、各種ヨルダングルメを堪能できる。こちらも行列はなく、ほぼ「待ち時間ナシ」だった。

(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
万デーツシェイクをオーダーすると素敵な笑顔で手渡してくれた(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)
ふわふわのシェイクは、ミルクとデーツ(ナツメヤシ)をミックス。シナモンの香りがするのがヨルダン感強い(11月15日/みなみフェス Lmaga.jp編集部撮影)

こういったイベントへ積極出展し、万博閉幕後もヨルダンパビリオンのコンテンツを提供し続ける理由について、シファさんは、「万博では、ヨルダンを体験できなかったという人が多かった。だから、閉幕しても、日本とヨルダンの友情が続くように、今後もどんどんヨルダンの文化を発信していきたい。今回も砂だけでなく、グルメや、マスコットキャラクター・シファちゃんのステッカーもありますよ。みなさんがヨルダンに興味をもってくれているのが嬉しい、ぜひ実際にヨルダンを訪れてほしい」と話す。

今後の展開としても、大阪だけでなく各地への「キャラバン」も検討していると言い、より多くの人に、パビリオンのコンテンツを体験してもらう方法を考えているそう。

『みなみフェス』は16日まで難波駅前の「なんば広場」「なんさん通り」で開催。時間は10時~20時まで。入場無料。そのほか、ミャクミャク焼きなど、万博にゆかりのブースも出店している。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部



  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本