「こんなに大きくなるなんて」万博で開幕日に植えたサツマイモ収穫祭

12時間前

ファミリーで万博芋掘り体験。スタッフも全力でサポート(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

(写真13枚)

閉幕まであと3日となった『大阪・関西万博』。会場内で開幕日から育ててきたサツマイモを初収穫する「さつまいも収穫祭」が「静けさの森」エリアの「らぽっぽファーム」で10月10日開催された。

同店では、ミャクミャク焼が大人気!3つ入りは「黒ミャクミャク」で提供中(3つ360円)(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

「白ハト食品工業」(大阪市守口市)が会場内で運営する「らぽっぽファーム ~ おいもといちごのfarm to the table ~」。来場者から「ミャクミャク焼」が大人気となっている同店では、福島県楢葉町の苗を可動式のコンテナを活用して、サツマイモを育ててきた。

マスコットキャラクター「焼き右衛門」も見守る中の収穫体験(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
マスコットキャラクター「焼き右衛門」も見守る中の収穫体験(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

場所や天候を選ばず、コンパクトで移動もできる「未来型の農業」として会場での実験。その結果は…?

栽培中!(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
栽培中の看板も!(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

掘りだした大きな芋を手にした同社の永尾社長は「こんなに大きくなるなんて。正直一か八か…はじめは心配しました。でも、きっとうまくいく、そんな予感はしてましたよ!」と満面の笑顔。

社長が掘った芋
、大きいです(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
社長が掘ったサツマイモ(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

また、参加した子どものひとりも「大きくて掘るのが大変だったけど、楽しかった」と夢洲での「芋掘り」という貴重な体験を満喫していた。

掘れたサツマイモを手に!難しかった~と言いながらも楽しめた様子(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
掘れたサツマイモを手に!難しかった~と言いながらも楽しめた様子(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

この日は、一般来場者の子どもやファミリー以外にも、福島県楢葉町の松本幸英町長など関係者らが、約半年かけて大きく育ったサツマイモの収穫に挑戦した。

永尾社長が「夢ミャク金時…という名前にしましょうか。夢洲と、ミャクミャクをあわせて!」と発言すると、福島県楢葉町の松本幸英町長が 「名前には、楢葉も入ってもらっていいですか!」とアピール。約100キロほどの収穫を見込んでいて、名称含め、商品化など今後の展開は検討中だという。

この日、一緒に育ててきたリンゴの収穫も行われた。大阪でのリンゴ栽培については、当初懸念もあったそうだが、無事に大きな実を結んだ。「夢洲会場の風通しのよさなど、条件がちょうど適していたのではないか」と担当者は話す。

(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
永尾社長と福島県楢葉町の松本町長が獲れたいサツマイモの名前を考える(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
りんごも収穫(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
こちらも未来型で栽培、リンゴも収穫(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
りんごも収穫(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
日差しを浴びる収穫したリンゴ(撮影:10月10日:大阪・関西万博)

これらの万博で栽培した、サツマイモの種イモやリンゴの木などは、今後も場所を移して育てていく。同社の運営する各店で商品化も検討しているそうで、閉幕後にも「食の万博レガシー」として楽しめる日も遠くないかもしれない。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

収穫祭の記念に半年
頑張ってきたスタッフたちと(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
収穫祭の記念に、半年頑張ってきたスタッフたちと(撮影:10月10日:大阪・関西万博)
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