「ラスト万博」どう過ごす?ロマンチックパビリオンで「万博デート」?

「フランス・パビリオン」内で、シンボルツリーとドローンショーが共演(9月10日/大阪・関西万博)
閉幕まで残りわずかとなった「大阪・関西万博」。今後来場予定の人は、各自「今日が最後」という来場日、いわゆる「ラスト万博」をどう過ごすか、悩まれているのでは?「最後の夜は、とっておきの場所で過ごしたい」とプランを練っている人に、「万博イチ」ロマンチックな場所をご紹介。
「もう一度行きたいパビリオンは?」と来場者に聞くと、たびたび名前があがる「フランス・パビリオン」。中に入ると、「スタジオジブリ」制作のアニメ映画『もののけ姫」』がモチーフとなった、貴重なタペストリーから始まり、ルイ・ヴィトンをはじめ、名だたるブランドが参加する華やかな展示で、昼間から大人気。常に行列ができている。


しかし、同パビリオンのオペレーションマネージャーの大西毅さん曰く、「フランス・パビリオンの真のテーマは、日没後にこそ体感できる」とのこと。いったいどういうことなのか?

パビリオンを貫くキーワードは、「赤い糸」「愛の讃歌」「フランスと日本」。そして、それらを結びつけているのが「鼓動」。パビリオン内では、低音のビートが常に流れ、光や映像がその鼓動とシンクロする…その壮大な演出が、夜には一層ドラマチックに立ち上がる。

見逃せないのが、展示の途中に現れる中庭、ガーデンエリアだ。大きなオリーブの木と水盤が広がる空間は、昼間は青空に映えるシンボルツリーが印象的だが、夜になると様子が一変。

ピンク色のライティングに包まれて、大人っぽい「チル」な雰囲気に。ここで展示全体のテーマがひとつにつながり、その先の演出がより鮮やかに感じられる。また、タイミングが良ければ、ドローンショーとシンボルツリーの共演までもが、楽しめてしまう。
「これは絶対にカップルで訪れてほしい!」という声があがるのにも納得。日没後の涼しくなった時間に、ふたりで鼓動に耳を澄ませる体験は、格別なものになりそう。

◆ ロマンチックの次は…食べて飲んでショーを満喫!おススメ 「万博デートプラン」
「フランス・パビリオン」を堪能したら、次は筆者おススメ、お腹も心も満たしてくれるスポットもご紹介。「マルタ・パビリオン」で味わえるのは、世界無形文化遺産にも登録された伝統的なサンドイッチ「フティーラ」。「ツナ&オリー」と「ベーコン&卵」の2種類があり、特に「ツナ&オリーブ」が大人気に。
これをゲットしたならば、その隣の「チェコ・パビリオン」では、本場のチェコビールを。注ぎ方を「ミルコ」「シュニット」「ハラディンカ」から選べるのが魅力で、クリーミーな泡を楽しむもよし、喉ごし重視でグビグビ飲むもよし。このパビリオンが隣り合わせだということに感動するくらい、サンドイッチとの相性は抜群!

そして、手にしたフティーラとチェコビールを片手に、そのまま「アオと夜の虹のパレード」や「ドローンショー」など、幻想的な演出を眺めれば、まるで屋外レストランの特等席に座っているような気分に。グルメとエンターテインメントが同時に楽しめ、夜の万博が特別な時間になるのでは?

さらに楽しみたい人におススメしたいのは、「UAEパビリオン」のカフェで提供される「カラスデーツミルクシェイク」や「ラクダのミルク」。他のカフェなどと比較すると、あまり並ばずに買えることが多く、異国情緒あふれる甘さとコクは散策のお供にぴったり。世界旅行気分で夜を締めくくれそう。
フランスで感動し、マルタとチェコで味わい、パレードで心を奪われる…これが、筆者にとっては、万博の夜の最も贅沢な楽しみ方だった。最後の「万博の夜」とっておきの時間を過ごしたい、という方は参考にしてみてください。
ただ、万博最終日となる13日について、早めの展示クローズを予定しているパビリオンが多いと言う話も聞く。現地を訪れる予定の人は要注意だ。そんなイレギュラーもおおらかに受け入れて、それぞれの「ラスト万博」となる1日を楽しみましょう。
取材・文/笠嶋彩子 撮影/Lmaga.jp編集部
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