但馬の魅力を「パペット落語」でアピール、万博・関西パビリオン

3時間前

笑福亭鶴笑による「但馬PRパペット落語」(9月30日/大阪・関西万博)

(写真5枚)

『大阪・関西万博』の関西パビリオン内にある兵庫県ゾーンでは、現在「但馬Days」が開催中。期間中は、兵庫県朝来市観光大使をつとめる落語家・笑福亭鶴笑が9月30日から5日間、オリジナルの「但馬PRパペット落語」の公演をおこなう。

関西地方に鳥取、徳島、福井、三重をくわえた9府県のブースが集結する「関西パビリオン」。そのなかの兵庫県ゾーンでは、30日より「但馬」にフォーカスし、3市2町共同でイベントを開催。期間中は、朝来市の観光大使で人形や小物を駆使する落語「パペット落語」の生みの親・笑福亭鶴笑による、特別バージョンの公演が毎日実施される。

小物やパペット、時には全身を使った躍動感溢れる落語(9月30日/大阪・関西万博)
小物やパペット、時には全身を使った躍動感溢れる落語(9月30日/大阪・関西万博)

今回のイベントにあたって、鶴笑は実際に豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町と但馬の各地に足を運んだという。会場では、その際に撮影した動画にのせて但馬の魅力を歌った「大但馬音頭」が流れるほか、鶴笑の弟子・笑音による但馬牛の骨やジョウロなど身の回りのアイテムを笛にする「へんてこ楽器」といったパフォーマンスもおこなわれた。

落語の前は鶴笑の弟子・笑音による「へんてこ楽器」も披露される
落語の前は鶴笑の弟子・笑音による「へんてこ楽器」も披露される(9月30日/大阪・関西万博)

そして鶴笑が今回演じる「但馬PRパペット落語」は、万博会場に襲来した鬼を倒すべく、三蔵法師と孫悟空が但馬牛や香住ガニ、温泉といった但馬の特産品を武器にして戦うといった『西遊記』風のストーリーとなっている。

覚えたくなる「大但馬音頭」の動画も(9月30日/大阪・関西万博)
覚えたくなる「大但馬音頭」の動画も(9月30日/大阪・関西万博)

鶴笑の語りに合わせ手や膝につけられたパペットがいきいきと動き、次々と小物が繰り出される様子に思わず吹き出す人も。公演を終えた鶴笑は、「自然と楽しみながら、但馬の良さをわかっていただければいいなと思います」とコメントした。

今回はスクリーンの動画も交えた特別バージョンとなっている
今回はスクリーンの動画も交えた特別バージョンとなっている(9月30日/大阪・関西万博)

「但馬PRパペット落語」は、10月4日まで5日間にわたっておこなわれる。時間は約45分、11時~、14時~、17時~の1日3回公演。会場は、関西パビリオンの兵庫県ゾーンにて。入場料は無料、定員は各公演60名ほど。

取材・文・写真/つちだ四郎

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