秋のおでかけに!神戸の夜アート、10月からは「紅葉ライトアップ」も合わせて

5時間前

村松亮太郎/NAKED, INC.『DANDELION PROJECT』

(写真4枚)

現在開催中の、神戸・六甲山山頂の施設一帯を使ったアートフェスティバル「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond(KRMA)」。9月20日からは土日祝限定で、夜でもアートを楽しめる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」が開幕する。9月末には展示作品を生かした野外劇も開催されるなど、「夜の六甲山」に注目だ!

夜のメイン会場となるのは「ROKKO森の音ミュージアム SIKIガーデン」と「六甲高山植物園」。オブジェに息を吹きかけると、タンポポの綿毛と、高山植物園にある花々のプロジェクションマッピングが広がるという参加型の作品や、世界の海の映像を森のなかに照らし出す鍵井靖章、参加者が作った灯りのオブジェを飾り付けていく髙橋匡太の作品なども楽しめる。

神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond「ひかりの森~夜の芸術散歩~」メインビジュアル

また、9月27・28日には、やなぎみわの舞台作品『大姥百合(オオウバユリ)』が「新池」で上演される。野外劇にも精力的に取り組むやなぎが、「踊り念仏」で知られる一遍上人をモチーフにした新作だ。

やなぎみわの舞台作品『大姥百合』会場となる、川俣正『六甲の浮き橋とテラス Extend 沈下橋2025』

川俣正による、水上のアート作品『六甲の浮き橋とテラス Extend沈下橋2025』を舞台に、ラッパーやポールダンサー、時宗踊躍念仏僧などの人々が1つに溶け合う、幻想的な世界を展開。新池の片隅で展示中の鋳造作品『大姥百合』も、舞台のキーアイテムになるそうだ。

新池に展示中のやなぎみわの鋳造作品『大姥百合』

さらに10月中旬~11月中旬には、六甲高山植物園が紅葉の時期を迎えるので、そのまま「紅葉のライトアップ」も開催。紅葉の時期は毎年異なるので、最新情報をチェックしながらベストの時期に出かけよう。

「ひかりの森」だけを鑑賞する夜パスは大人1900円、小人950円。日中に「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」全作品も鑑賞できる昼夜パスは大人4000円、小人1700円。やなぎみわ『大姥百合』は大人4500円、小人1000円。KRMAと「ひかりの森」は、11月30日まで開催。

取材・文/吉永美和子

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本