今の新喜劇、誰が人気? 熾烈な総選挙、まさかの結果にすっちー「恥ずかしいです!」

6時間前

3位にランクインしながらも悔しげな様子をみせたすっちー(9月5日・なんばグランド花月)

(写真5枚)

「吉本新喜劇」の人気座員を決める「吉本新喜劇座員総選挙」の結果発表イベントが9月5日、「なんばグランド花月(通称:NGK)」(大阪市中央区)にて開催。今年はすっちーや島田珠代といった人気座員を抑え、山田花子が1位となった。

■ 人気座員も悔しさを見せる波乱の展開に

「吉本新喜劇総選挙2025」の様子(9月5日・なんばグランド花月)
「吉本新喜劇総選挙2025」の様子(9月5日・なんばグランド花月)

2022年より間寛平GM(ゼネラルマネージャー)の発案で始まった同イベント。年々規模が増していき、人気座員・アキが3連覇を成し遂げ、熊本を拠点に活動する座員・安井政史が上位にランクインするなど、毎年さまざまなドラマが巻き起こってきた。

圧倒的王者・アキが殿堂入りし、MCのテンダラーとともに見届け人というポジションになった今回。諸見里大介(22位)や信濃岳夫(21位)、岡田直子(20位)といった知名度はありつつこれまで圏外だった座員が続々ランクインを果たすというドラマチックな展開からスタートした。

「吉本新喜劇総選挙2025」の様子(9月5日・なんばグランド花月)
「吉本新喜劇総選挙2025」の様子(9月5日・なんばグランド花月)

そしていよいよトップ3の発表に突入。7万330票を獲得し3位となったのは「すち子」としても活躍する大人気座長・すっちーだ。この日顔に「6」のペイントを施し「6位になりたのすけ」というキャラクターに扮して登場したすっちーは、舞台に上がるや否や「あのね…6位になりたのすけ、1位じゃないと成立しないです」とコメントし会場を沸かせた。

さらに「1位かもしれないと思ってた。恥ずかしいですよ!もう、今すぐ帰りたい!」と笑いを交えながらも悔しさをにじませた。続いて7万7777票という奇跡的な並びの票数を獲得し2位となったのは、レジェンド座員の島田珠代。昨年4位からランクアップしたものの、「え〜でも悔しい〜!」とまだまだ上を狙う姿勢を見せた。

左から4位の酒井藍、2位の島田珠代(9月5日・なんばグランド花月)
左から4位の酒井藍、2位の島田珠代(9月5日・なんばグランド花月)

すっちー、珠代という人気座員が1位を逃すという番狂わせに、アキも「何この展開?」と思わず呟くほど。そして11万2602票という圧倒的な票数で1位となったのは、昨年3位の山田花子だった。壇上に上がっても「まさか!」と驚いた様子の花子だったが、「YouTubeで総選挙用に動画を上げたんです。それで色んな人が見てくれました」と選挙活動を振り返った。

イベント後に実施された囲み取材で寛平GMは、花子の完勝はもちろんのこと、1位候補として注目を受けていたすっちーの3位は衝撃的だったようで、「すっちー!俺絶対1位か2位やと思っててん。3位。びっくりした」と驚いた様子。

さらにこの日は見届け人として参加したアキも「(総選挙について)アキさんどう思いますか?って聞かれて『そらもうすっちー1位やろ』って答えたんですよ」と振り返り、すっちーから「ほじくり返さんといてください!」とツッコまれていた。

第4回目の吉本新喜劇総選挙の1位となった山田花子(9月5日・なんばグランド花月)
第4回目の吉本新喜劇総選挙の1位となった山田花子(9月5日・なんばグランド花月)

総選挙イベントで選出された座員らは、10月31日に「なんばグランド花月」にておこなわれる『吉本新喜劇まつり2025』に出演する。

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