「万博」ポーランド館で人気!現地さながらの「ショパンリサイタル」と食体験[PR]

3時間前

「大阪・関西万博」ポーランドパビリオン外観(撮影8月25日:大阪・関西万博)

(写真30枚)

残りわずかとなった『大阪・関西万博』。海外に行ったかのような体験に夢中になっている人たちも多い。その中でも、「難易度が高い」「予約がとれない」と開幕当初から話題になっているのが、「ポーランド・パビリオン」の「ショパン・ピアノリサイタル」だ。実際に体験した人たちからは「贅沢な時間を過ごせて一生の思い出」「最高の30分間で心が洗われるよう」「こんな近くで生演奏見られる機会ない。最高!」など、SNS上に感想があがっている。

このコンサートをはじめ、今だけ万博会場で体験できるポーランドの文化を、パビリオンスタッフが教える、ポーランド現地に飛べば体験できる「とっておき」の情報とともにご紹介します。

「大阪・関西万博」ポーランドパビリオン内コンサートルームで行われている「ショパン・ピアノリサイタル」時に繊細に、時に力強く奏でるメロディに、来場者は真剣に聴き入っていた(撮影8月25日:大阪・関西万博)
「大阪・関西万博」「ポーランド・パビリオン」内コンサートルームで行われている「ショパン・ピアノリサイタル」時に繊細に、時に力強く奏でるメロディに、来場者は真剣に聴き入っていた(撮影8月25日:大阪・関西万博)

◆ ポーランドが生んだ偉大な音楽家・フリデリク・ショパンコンサート ◆

演奏後に取材に応じたピアニスト・マルチン・ヴィエチョレク(Marcin Wieczorek )氏。9月公開の世界最高峰「ショパン国際ピアノコンクール」のドキュメンタリー映画「ピアノフォルテ」にも出演(撮影8月25日:大阪・関西万博)
演奏後に取材に応じたピアニスト・マルチン・ヴィエチョレク(Marcin Wieczorek )氏。9月公開の世界最高峰「ショパン国際ピアノコンクール」のドキュメンタリー映画「ピアノフォルテ」にも出演(撮影8月25日:大阪・関西万博)

「ピアノの詩人」とも言われ、数多くのピアノ名曲を生みだしたことで知られるフリデリク・ショパン。ポーランドが生んだ、偉大な作曲家だ。『子犬のワルツ』『ノクターン(夜想曲)』などは、誰もが耳にしたことがあるはず。

すぐ目の前で素晴らしい演奏を楽しめる(撮影8月25日:大阪・関西万博)
すぐ目の前で素晴らしい演奏を楽しめる(撮影8月25日:大阪・関西万博)

そんな彼の作品を、ポーランドから来日したピアニストが演奏するリサイタルは、毎日3回公演、1回40人限定のパビリオン内のコンサートルームで楽しめる。ピアニストは1週間ごとに入れ替わり、取材日8月25日には、ショパン国際コンクールにも入賞する実力派、マルチン・ヴィエチョレク氏がピアノを演奏。

この日演奏した楽曲は、『ポロネーズ 変イ長調 op.53』『マズルカ イ短調 op.17-4』『マズルカ ハ長調 op.56-2』『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22』(撮影8月25日:大阪・関西万博)
この日演奏した楽曲は、『ポロネーズ 変イ長調 op.53』『マズルカ イ短調 op.17-4』『マズルカ ハ長調 op.56-2』『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22』(撮影8月25日:大阪・関西万博)

彼は、ショパンの楽曲の魅力について「他の作曲家と比較して、楽曲で感情を伝えるという意味において、とても洗練されていて、高みにあるのが魅力です。ショパンの芸術家としての表現は、ポーランドの民族舞踊や、歴史に影響を受けていて、非常にポーランドらしいですね」と話す。

また、「万博」のEXPOアリーナ「Matsuri」にて8月29日に開催された、ショパンの野外コンサートには、約1万1000人が来場した。これを体験した人は、現地の野外コンサートにも、行ってみたくなったのでは?

万博での野外コンサートでは、約100人のアーティストによるオーケストラアレンジと、歌手のナタリア・ククルスカの歌唱で、ショパンの作品が新解釈で演奏された(撮影8月29日:大阪・関西万博)

ポーランド国内各地では、ショパンの音楽が楽しめる演奏会が頻繁に開催されている。街中には、気軽に訪れることができるサロンがあるほか、夏には野外コンサートが盛んに行われる。

例えば、ワルシャワの「ワジェンキ公園」でのショパンコンサートは、5月から9月に毎週日曜に開催。ショパン像の元にピアノが置かれるスペシャルなロケーションで、なんと無料。地元の人や旅行者が集い、ピクニックを楽しみ、ワイン片手に音楽に親しむ光景は、ポーランドの夏の風物詩だ。

ワルシャワ中心部の「ワジェンキ公園」のショパンコンサート。ショパン像が大きい!(提供:ポーランド政府観光局)
ワルシャワ中心部の「ワジェンキ公園」のショパンコンサート。ショパン像が大きい!(提供:ポーランド政府観光局)

そして、「ワルシャワには、『フリデリク・ショパン博物館』があり、街中にはボタンをおすとショパンの音色が流れるベンチも。それに、列車の到着音がショパンだったり…ショパンにあふれた街ですよ」とパビリオンスタッフが教えてくれた。

ワルシャワ歴史地区広場(提供:ポーランド政府観光局)
ワルシャワ歴史地区広場(提供:ポーランド政府観光局)

次のページは… 「魅力的なポーランド・グルメに舌鼓…郷土色豊かな食体験」

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