万博帰りの余韻楽しむ?大阪・本町で「パビリオン風」7つのデザート

5時間前

ミャクミャク持参で訪れる人もいるという「voco大阪セントラル」の『スイーツパビリオン』

(写真11枚)

残り50日を切り、日を追うごとに盛り上がりを見せる『関西・大阪万博』。そんな万博帰りの余韻にひたるのにぴったり。会場をイメージしたデザートプレートが、万博期間限定でホテル「voco大阪セントラル」(大阪市西区)で楽しめる。

同ホテルでは、万博開幕に先立ち、3月からいち早く『スイーツパビリオン』と題した、デザートメニューを提供しており、万博の盛り上がりとともに好評を博し、期間を大幅に延長している。

夢洲駅へも1本で、本町駅から約徒歩5分の立地にある「voco大阪セントラル」

中央線「本町駅」出入口まで徒歩約5分という、万博訪問にも便利な同ホテル。まだ、ほとんどの人が万博の全貌が見えていなかった3月に、「大屋根リングを意識した」という、大きな丸いプレートに、カラフルなパビリオンをイメージしたデザートをならべたデザートセット「スイーツパビリオン」を完成させていた。こちらが1階のオープンでありながら、落ち着いた雰囲気のカフェ&バー「LOKAL HOUSE」で楽しめる。

赤と青のミャクミャクカラーが目をひく「パビリオンサマームース」。バニラムースと赤すぐりの酸味がベストマッチ

「メニュー提供開始当初は、『万博会場をイメージした』と言っても、まだみなさん行ったことがなく、会場のイメージがなかったんじゃないか…。特にプレートの真ん中にある『静かな森のゆずジュエル』は、わたしたちも最初『これは何?』という感じだったんですが、会場に行ったことのある人にはしっかり、伝わるかと思います。万博の盛り上がりとともに、徐々に皆さんに興味を持っていただくようになりました」と、広報担当者。好評を受けて、7月31日までの提供期間を、万博開催と同じ10月13日まで大幅延長することに。

「voco大阪セントラル」で楽しめる、ポップなデートプレート『スイーツパビリオン』
『スイーツパビリオン』の中央には「静かな森のユズジェル」が鎮座

デザートは、公式キャラクターのミャクミャクカラーである青と赤が使われるなど、ポップな見た目のデザインだけでなく、素材や食感もバリエーション豊かで万博らしい。求肥に包まれたショートケーキをモナカの皮ではさんだ「ショートケーキ大福」や、ゆずがしっかり感じられるグミのようなパート・ド・フリュイにたっぷりの抹茶の粉末をまとった「静かな森のゆずジュエル」など、ほかではあまり見ないような、新しさを感じる7つのデザートがならぶ。

『スイーツパビリオン』の「ショートケーキ大福」ふわふわでもちもちの食感が楽しい
こんなパビリオン確かにある!「ミルフィーユドーム」
こんなパビリオン確かにあるかも!ドット柄からのぞくフルーツがおもしろい「ミルフィーユドーム」

◆ 大阪の定番みやげが、新たな形のスイーツとして輝く

また、大阪土産として定番の「岩おこし」を使った「生チョコおこし串」は、実はホテルのフードロス削減に貢献する一品。客室に置かれる個包装の「岩おこし」のなかで、割れてしまっているものを選別し、クランチにして生チョコレートに貼り付けた。岩おこしの香り、食感をうまくデザートへ昇華していて、新鮮なおいしさ。串カツのような見た目も、大阪らしくて楽しい。その他、大阪で養蜂されたはちみつを使った地産地消にこだわった「ハニーフィナンシェ」なども。

斬新な「生チョコおこし串」
斬新な「生チョコおこし串」大阪土産の定番「岩おこし」の命が、輝いている

デザートプレートには、万博気分を盛り上げる赤と青のドリンク、モクテル「アクアネイチャー」(ノンアルコール)、または、カクテル「ホトリア」が1杯つく。どちらもホテルのシンボルのことり型のチョコレートがついていて、カラーもポップでかわいらしい。

ライチとグレープフルーツの爽やかなモクテル「アクアネイチャー」(ノンアルコール)、または、バラのシロップとジンをあわせたカクテル「ホトリア」。ミャクミャクのぬいぐるみと撮影を楽しむ人にカラーもぴったり
バラのシロップとジンをあわせたカクテル「ホトリア」は花びらがちりばめられた豪華なドリンク
バラのシロップとジンをあわせたカクテル「ホトリア」は花びらがちりばめられた豪華なドリンク

デザートセットは夜9時までオーダー可能なので、万博訪問帰りの余韻に浸りたいときや、夜カフェとしても利用できる。また、パスタなどのほかのレストランメニューを組み合わせて注文することも可能だ。

落ち着いた内装でゆったりティータイムをすごせる「voco大阪セントラル」
落ち着いた内装でゆったりティータイムをすごせる「voco大阪セントラル」

「voco大阪セントラル」のデザートセット『スイーツパビリオン』は、1階のカフェ&バー「LOKAL HOUSE」にて、万博会期と同じ10月13日まで提供。時間は朝11時から夜9時(L.O.)。料金は3600円(税サ込)。前日までに要予約。詳細は公式サイトで確認を。

取材・文・写真/太田浩子

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