「相撲」の祭典で万博大賑わい、元大関の小錦も登場

4時間前

『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』では元大関でコニちゃんこと小錦八十吉の技解説によるデモンストレーションも(8月4日)

(写真12枚)

開幕から3カ月が経過した『大阪・関西万博』(会場:夢洲)。会場では相撲のイベント『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』が8月4日、Expoメッセ「WASSE」で開催された。

同イベントは「SUMOが世界をひとつにする!」をテーマに、国内外から相撲に関わる選手・団体が集結し、伝統と多様性が融合した多彩なプログラムを実施。海外や小学生の相撲選手をはじめ、さまざまなブースやグルメも登場した。

今回のイベントの発起人、大阪観光局理事長・溝畑宏氏は「僕は子どもの頃から相撲が大好きで、周りの相撲人気もすごかった。国籍、年齢、性別問わず楽しめる相撲の文化を国内外に発信したいと思い、このイベントを企画しました」とコメント。認知度をさらに上げていくべく、相撲でオリンピックも目指す試みがあるとか。

『大阪・関西万博』で開催された『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』の発起人・大阪観光局の溝畑宏氏
『大阪・関西万博』で開催された『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』の発起人・大阪観光局の溝畑宏氏(8月4日)

今回の目玉のひとつである世界の相撲パフォーマンスでは、セネガルやモンゴル、ウクライナの選手が土俵に登場し、各国の相撲に似た競技を披露。セネガルは取っ組みだけでなく打撃もOKで、モンゴルは手を地面についても負けにならない・・・などルールはさまざま。激しい取っ組み合いには会場でも大きな歓声が挙がっていた。

『大阪・関西万博』で開催された『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』でのセネガル選手の対戦の様子
『大阪・関西万博』で開催された『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』でのセネガル選手の対戦の様子(8月4日)

また、元大関でコニちゃんこと小錦八十吉も会場に登壇。小錦が率いる「Team KONISHIKI&RSS」とともに、相撲の基本技である寄り切りや押し出しなどの技を、冗談を交えつつ解説する楽しいデモンストレーションに。

『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』では元大関でコニちゃんこと小錦八十吉の技解説によるデモンストレーションも
『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』では元大関でコニちゃんこと小錦八十吉の技解説によるデモンストレーションも(8月4日)
『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』のサブ土俵の様子
『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』のサブ土俵の様子(8月4日)

そのほか、小学生や大学生、女子相撲大会に加え、伝統相撲解説など閉会の19時30分まで盛りだくさんの内容になっている。会場では特設ブースや、ドスコイカレー(1000円)やドスコイドラヤキ(500円)など相撲にちなんだグルメもずらり。またグルメブースの近くにはサブ土俵もあり、子ども達が楽しそうに四股を踏む場面も見られた。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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