「大丸&松坂屋」紙袋を一新、大丸は35年ぶり…7月30日から

13時間前

左が「大丸百貨店」の包材新デザイン、右が旧デザイン

(写真5枚)

「大丸松坂屋百貨店」は7月17日、大丸及び松坂屋の店頭で使用するショッピングバッグなどの包材デザインを一新すると発表。大丸では35年ぶり、松坂屋では23年ぶりとなる。

■ 取っ手は紙から紐へ…高級感あふれるデザイン

現在、全国の主要都市に15店舗を展開する「大丸松坂屋百貨店」。大丸は1717年、松坂屋は1611年に、それぞれ呉服屋、呉服小間物問屋として創業した。その後百貨店へ業態転換、2007年に経営統合し、2010年に「大丸松坂屋百貨店」が誕生した。

大丸百貨店の新デザイン
大丸の新デザイン

今回の包材(ショッピングバッグ・包装紙)のデザインを一新にあたっては、「多様な価値観が認めあい重なりあう豊かさ」をテーマに、新たなシンボル『百様図』と名付けたヴィジュアルアイデンティティを策定。7月30日より、包材が新デザインとなる。

松阪屋の新デザイン
松坂屋の新デザイン

『百様図』とは、同社が大切にする「店舗のつないできた歴史」や「お客様への心配り」といった価値観、そこに客一人ひとりの価値観が重なり合った調和(=「百様」)を図案化したもの。デザインは「日本デザインセンター三澤デザイン研究室主宰」三澤遥氏が手掛けた。

デザインのもととなった『百様図』
デザインのもととなった『百様図』

紙という素材と、丸と四角という形、緑と青(ピーコック グリーンとロイヤルブルー)という色を幾重にも重ねた『百様図』。丸と緑は大丸、四角と青は松坂屋のシンボルマークをオマージュし、ふたつの屋号の歴史を今後も受け継いでいくという思いが込められている。紙の素材も変わり、取っ手部分が紙から紐に変更される。

デザインのもととなった『百様図』
デザインのもととなった『百様図』

同社は「私達がお伝えしたい『百様』の豊かさは、包材の図案だけにとどまりません。 百様を具現化することは、お客様とともに新たな価値を共創すること。この使命を担える企業となることを、大丸松坂屋百貨店は今後も目指してまいります」とコメントしている。

【7月30日より一部の売場で配布開始】
大丸11店舗:心斎橋店、梅田店、東京店、京都店、神戸店、札幌店、須磨店、芦屋店、下関店、福岡天神店、高知大丸
松坂屋4店舗:名古屋店、上野店、静岡店、高槻店
※ショッピングバッグは大丸・松坂屋それぞれS・M・Lの3種類用意

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