神戸の新施設開業から3カ月…大人気の絶景パン食べ放題、狙い目は?

2025.6.11 11:00

3月12日のオープン以来、ベーカリーやレストランが好評の「ラスイートルパンビル」(神戸市中央区)

(写真9枚)

足湯併設のベーカリーや神戸港を望むパン食べ放題のランチなどが人気で、連日多くの人が訪れている複合ビル「ラスイートルパンビル」(神戸市中央区)。3月12日の開業から3カ月を迎え、予約必至というレストランの好評ぶりや、新たな楽しみ方を担当者に取材した。

■ 人気のベーカリーは、夕方までにパン完売の日も…

同ビルがある「ニューシーポートエリア」は、今春に「ジーライオン アリーナ 神戸」が開業し、神戸港の新ランドマークとして、再開発が進む注目エリア。4階建ての各フロアは、ベーカリー、レストラン、多目的ホール、ループトップバーといった多彩な施設を有し、観光での立ち寄りはもちろん、日常づかいなど、さまざまなシーンで利用できる。

1階ベーカリー併設「天然温泉 みなと足湯カフェ」。タオルも販売(100円)されている
1階ベーカリー併設「天然温泉 みなと足湯カフェ」。タオルも販売(100円)されている

なかでも、エントランスで目を引くのが、洋風の優美な外観に突如現われる「天然温泉 みなと足湯カフェ」の看板。こちらは1階ベーカリー「ル・パン総本店」での購入者が利用でき、足湯に浸かりながら、パンやドリンクなどを楽しめる。同ビルを運営する「ラスイート」(本社:大阪市天王寺区)の姉妹施設の「神戸みなと温泉 蓮」の強みをいかし、お湯は自家源泉の天然温泉を使った本格派だ。

1Fエントランス横の「天然温泉 みなと足湯カフェ」では、ベーカリーのパンやスイーツをイートインできる
1階エントランス横の「天然温泉 みなと足湯カフェ」では、ベーカリーのパンやスイーツをイートインできる

取材日も多くの来店客がパンやドリンクを片手にくつろぐ姿が見られ、繁華街・三宮から徒歩圏内ながら、のんびりできる癒やし空間に。担当者は「少しずつ認知度が上がってきて、観光客の方だけでなく、朝8時から営業しているので、周辺のオフィスワーカーの方が朝の通勤前にこちらでパンを買って足湯に入る、という姿も見られるようになりました」と話す。

また、ベーカリーも好評で、特に看板商品の「淡路産自凝雫塩パン」(324円)や同店限定のクレープが人気。「パンを焼いても焼いても追いつかないこともありました。特にアリーナが開業してからは、イベント前後は大変多くの方の来店があります」と言い、日によりパンは夕方までに完売することも。お目当てのパンがある人は早い時間帯の来店がおススメだ。

1番人気の「淡路産自凝雫塩パン」(324円)
1番人気の「淡路産自凝雫塩パン」(324円)

足湯や店内でのイートインほか、ビル裏手は目の前に神戸港が広がる穴場スポット。テイクアウトしたメニューをベンチでいただきながら「これぞ!神戸」な船が行き交う絶景を楽しむのもアリだ。

「ラスイートルパンビル」裏手にはベンチもあり、穴場スポットに?!
「ラスイートルパンビル」の裏手、実は穴場スポット⁉
「ラスイートルパンビル」裏手にはベンチもあり、穴場スポットに?!
「ラスイートルパンビル」入口からぐるっと回ると、すぐ目の前は海で、ベンチもいくつかある

■ パン食べ放題ランチは予約必至!狙い目は…?

また、連日満席で大人気となっているのが2階「レストランカフェテラス アミ神戸」のランチ。テラス席や店内の西側窓からは「メリケンパーク」などが一望でき、地元・兵庫県産を中心とした厳選素材のイタリアンを堪能できる。

2Fレストランのランチメニュー(一部)。エビ、イベリコベーコン入りピザ「Amiスペチアーレ」などを、モクテルとともに
2階レストランのランチメニュー(一部)。エビ、イベリコベーコン入りピザ「Amiスペチアーレ」などを、モクテルとともに

1000円台からいただけるランチは、小さな花畑のような美しいビジュアルの「黒毛和牛サーロインのタリアータ」など、10種のメイン料理から1品を選ぶスタイル。1階「ル・パン総本店」で焼き上げたパンを食べ放題で楽しめ、席へのワゴンサービスで、ゆったりとしたひと時を過ごせるのも魅力。さらに、ディナーでも全てのコースで、パンのおかわり自由となる。

2Fレストランのランチ・ワゴンサービスは「ル・パン」のパン食べ放題付き
2階レストランのランチ・ワゴンサービスは「ル・パン」のパン食べ放題付き

特にランチは予約必至といい、担当者は「現在ランチは満席が続いていますが、神戸港の夜景とお食事を楽しんでいただるディナーは、比較的予約が取りやすい状況です。また、『神戸港ウィークエンド花火』開催日は、絶好のロケーションということもあり、お席が早々に埋まります。お早めのご予約がおススメです」と話す。

4階、絶景を臨むオープンエアな空間「ルーフトップ レストランバー エス神戸」ではビアガーデンもスタートしている。夕暮れのマジックアワー時もおすすめ

今後は季節とともに新メニューを楽しめるよう、7月以降にランチ・メイン料理の一部を変更予定。また、6月末まで開催中の「抹茶アフタヌーンティー」(5500円~)に続き、7月からは、桃の愛らしさをつめこんだスイーツ満載の「ピーチアフタヌーンティー」(5500円~)が初登場する。

1階「ル・パン総本店」営業は8時~20時、2階「レストランカフェテラス アミ神戸」営業は11時~22時(ランチは14時まで、アフタヌーンティーは13時~17時、ディナーは17時~22時)。

取材・文・写真(一部)/塩屋薫

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