サクラクレパスの投稿に反響、クレヨンとクレパスの違いって?

クレヨンとクレパスの違いって?(「サクラクレパス」公式Xより)
学校教材でおなじみの「クレヨン」と「クレパス」。同じ棒状の描画材料だが、その違いをご存知だろうか? 画材・文具総合メーカー「サクラクレパス」(本社:大阪市中央区)の公式Xに注目が集まった。
■ 「クレヨン」と「クレパス」、何が違うの?

「クレパス」は同社の登録商標であり、一般名称は「オイルパステル」という。やわらかく伸びが良いので広い面をむらなく塗ることが得意。画面上で混色や重色をしても濁らず鮮やかで、指でこすってぼかすこともできる。

一方「クレヨン」はクレパスより少し硬く、細い線を描くことに向いている。ちなみに「クーピー」は、色鉛筆の描きやすさとクレヨンの持つ発色の美しさを生かした全芯タイプの色鉛筆。幅広い面塗りと重色ができ、消しゴムで消すこともできる。
■ 「クレパス」はなぜ生まれた?

日本では大正時代に顔料を固形ワックスで練り固めた「クレヨン」が作られ、硬いこと・塗った紙に定着すること・艶があること・手にベとつかないなどの長所が歓迎された。
しだいに、パステル(顔料を結合材で固めたもの。紙への定着力が低いため定着液で仕上げる必要がある)のように画用紙の上で混色したり伸ばしたりなど幅広い描画効果が得られる性質をもったクレヨンが求められるように。
そこで試行錯誤を繰り返し、「クレヨンの定着性の良さ」や「パステルの混色のしやすさ」といったそれぞれの長所を兼ね備えた「クレパス」が1925年(大正14年)に誕生した。
当初、日本初であり唯一無二の洋画材料として、同社の営業マンが全国の小学校を訪ねて使い方を教えて回った結果全国に普及。現在も各地で実技講習会などがおこなわれている。
◇
2025年はクレパス発売100周年。同社では記念アイテムとして「クレパス太巻16色 アニバーサリー」(968円)や「クレパス太巻50色アニバーサリー」などを販売中。
取材・文/Lmaga.jp編集部
画像提供/サクラクレパス
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