東京と大阪は違う? ニューオータニのいちごブッフェ人気の秘密

「ホテルニューオータニ大阪」(大阪市中央区)で1月から開催中の「スーパースイーツビュッフェ2025~ホテルでいちご狩り~」
いちごビュッフェを開催するホテルが増え、独自性のあるコンセプトでしのぎを削る大阪市内の各ホテル。10年以上前に大阪で初めていちごビュッフェを開催し、「元祖いちごビュッフェ」とも呼ばれる「ホテルニューオータニ大阪」(大阪市中央区)では、そんな激戦のなかでも昨年より予約が増えているという。
■東京はできないけど、大阪でできることって?
今年は「世界の名所でいちご狩り」がテーマ。1月から3月まで、月替わりで世界各国のいちごスイーツを楽しめるテーマもあってかリピーターも多いようで、3月は予約可能日が残りわずか、会期を5月6日まで延長するなど好調だ。同ホテルの広報・三輪隆大さんによると、今回の世界各国のテーマを考案するにいたった背景には、東京と大阪のいちごビュッフェで求められるものに違いがあったという。

「ニューオータニは東京、幕張、大阪とホテルがありますが、東京と大阪では、お客様が求められるものが違います。東京では、ラグジュアリーな雰囲気で、純粋に素材の良さで勝負です。しかし大阪では、おいしいだけではダメで、いちごビュッフェにさらに何か特別なテーマを持たせなければ、お客様が満足されない。ならば東京ではできないけど、大阪ならではのことをやろうと今年は『大阪・関西万博』にちなんだビュッフェを企画しました」と三輪さん。
万博の海外パビリオンからヒントを得て、月替わりで世界各国をテーマにすることを提案。1月はフランス・パリ、2月はアメリカ・ニューヨーク、3月は韓国・ソウルを主役に、その国発祥のスイーツに「博多あまおう」を組み合わせることとなった。

3月は「韓国・ソウル」を主役に、SNSで流行した韓国スイーツ5種類が登場する。チョコレートを絡めて食べるスタイルが韓国で流行した「ディップチュロス」は、定番のチョコレートソースのほか、いちごが濃厚な「あまおうストロベリーソース」も用意。好きなだけかけることができる。

■進化しながらも、ホテル伝統の味はそのままに

「テーマを活用しながらも、ニューオータニブランドは守らなければいけない」という三輪さんの言葉どおり、韓国スイーツ以外にも、「パティスリーSATSUKI」で販売するホテルの名物ケーキをはじめ16種類が並ぶ。
通常1ピース1404円で販売される「新スーパーあまおうショートケーキ」は、5分の1ほどのサイズになってビュッフェに登場。ミニサイズながらも高級ケーキが食べ放題とあって、SNSでは「実質タダ」という声もあるほど。
同じく1ピース1000円超の「あまおうナポレオンパイ」や「スーパーメロンショートケーキ」も並び、ホテル伝統の味も存分に楽しむことができる。

また、「博多あまおう」が1粒乗った「生絞りモンブラン」は、たびたび列ができる人気の一品。細い線で絞り出されたマロンクリームが、パイ生地とバニラアイスをふんわり包む。一般的なモンブランよりも軽い食感で、ビュッフェ終盤の胃袋でもペロリと食べられてしまう。

そのほか、セイボリーは、同ホテルが得意とするサンドウィッチをはじめ約20種類と充実。韓国スイーツに合わせた、キンパやソルロンタンなどの韓国料理は、甘い物で満たされた口の中をリセットする効果も。
◇
4月以降は3カ国のスイーツのなかから、人気のあったメニューが再登場。韓国のタルギボンボンやディップチュロスをはじめ、パリブレスト、ニューヨークドーナツとともに、実は日本が発祥のいちごスイーツ「ショートケーキ」が並び、本家万博さながらの世界を感じられるラインナップとなる。
「スーパースイーツビュッフェ2025~ホテルでいちご狩り~」は、ロビィ階ティー&カクテル「SATSUKI LOUNGE」にて、5月6日まで開催。時間は、平日昼11時30分〜夕方6時、土日祝日昼11時30分〜夜8時の各90分制。料金は平日6500円、土日祝日7200円で、4歳以上は幼児料金、小学生料金あり。残席わずかな日時もあるため、事前予約がおすすめ。詳細は公式サイトで確認を。
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