鈴木亮平×有村架純の関西弁が炸裂、初タッグ映画が来春公開

2024.8.7 06:30

(写真2枚)

俳優・鈴木亮平と有村架純の初共演となる映画『花まんま』が２０２５年春に公開決定。関西出身の２人による、全編関西撮影、そしてオール関西弁の、「家族」をテーマにした人情物語となる。

■ 「生まれた時から一緒にいるような」（有村）

第１３３回直木賞を受賞した短編集『花まんま』（文春文庫）が、初版からおよそ２０年のときを経て映画化。子どものままごと遊びで作った花のお弁当「花まんま」をキーアイテムに、ある兄妹の不思議な体験を描く。

早くに亡くした両親との約束を守るため、妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・加藤俊樹役で主演を務める鈴木は、本作について「兄妹の絆はもとより、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品」とコメント。

また、「関西弁で演じるのは久しぶりでしたが、ネイティブの言葉で演じられることの喜びを改めて実感する、楽しい撮影期間でした」と、自身に馴染みある言葉による表現にも期待が高まる。

そんな俊樹の妹で、間もなくの結婚を控えながらある秘密を抱えるフミ子を演じる有村は、「ただ大切に思うそれぞれの心がおかしくて温かくて」と話す。

劇中では兄・俊樹（鈴木）のことを「兄やん（にいやん）」と呼ぶが、初共演となる鈴木との現場について「兄やんとの日々はとても不思議でした。生まれた時から一緒にいるような、本当なら無いはずの兄やんとの時間がそこにはありました」と振りかえり、「花まんまが導く大きな家族の物語。みなさんに届くと良いなと思います」とアピールする。