伝説の「音楽の日」ダンスコラボは「テレビだから実現できた」

『音楽の日』でのコラボパフォーマンスについて振りかえる、s**t kingzのメンバー・Oguri
今まで交わることがなかった人気グループが、事務所の垣根を飛び越えてダンスコラボを実現させ、大きな反響を呼んだ音楽特番『音楽の日 2023』(TBS系・7月15日放送)。
郷ひろみやDA PUMPのほか、LDHから三代目J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、ラポネエンタテインメントからJO1、INI、BMSGからBE:FIRST、HYBEから&TEAM、そしてジャニーズからTravis Japanが同じステージに集まり、それぞれのグループの楽曲をともにパフォーマンスした。
総勢90名が同じステージに集まったこと自体が異例だが、ここまでのトップグループたちが別グループの楽曲をテレビ番組でパフォーマンスすることもありえなかった(たとえば『仮面舞踏会』をGENERATIONS白濱、INI後藤、Travis Japan宮近の3人で踊る、など)。しかもコラボを通して、各グループが自分たちの磨き上げてきたスキル、個性をぶつかり合わせていたようなヒリヒリ感もあり、見応えがあった。
そんな夢の企画の演出・構成・振付を担当したのが、パフォーマーとしても参加したs**t kingz(シットキングス)だ。放送から1カ月経った今でも話題にあがるコラボレーションの舞台裏について、メンバーのOguriに話を訊いた。
■ テレビ番組の企画ではあまり見ない選曲・構成に
──7月26日に全曲オリジナル楽曲で構成された「見るダンス映像アルバム」の2作目『踊救急箱』を配信リリースし、10月にはダンサー史上初となる日本武道館単独ライブ(チケットは即日完売!)を開催するシットキングスさんですが、みなさんの活動を見ていると、ダンスの可能性をあらためて感じます。
僕たち自身、ダンスがあったおかげで繋がった物事もたくさんありました。いろんな人と一緒に体を動かすと特別な一体感が生まれるんです。今年7月に出演した音楽フェス『LuckyFes』では、お客さんも目いっぱい踊ってくれて、ものすごい一体感が生まれました。
──『音楽の日 2023』も踊ることの素晴らしさを感じました。総勢90人によるダンスコラボ企画は大きな話題を集めましたが、そのプロデュースを担当したのがシットキングスさんだったのですよね。
お話をいただいたとき、めちゃくちゃワクワクしましたね。今まで交わることがなかったグループ同士が一堂に会しますし、それを自分たちが思い描く形で実現できるなんて夢みたいでしたから。もちろんすごく大変で、頭がいっぱいになりましたけど、本番でみんなのパフォーマンスを目の当たりにしたときは本当に幸せでした。
──企画を進行するにあたって、シットキングスとしてまず取り掛かったことはなんですか?
どういうセットリストで踊るか、ということですね。「このグループとこのグループが、この曲を踊ると絶対にテンションが上がる」という感じで決めていきました。そのあたりはメンバーのshojiくんが先導して考えてくれたんです。
■ 全員が集まったのは生放送当日「ギリギリまで緊張」
──各事務所の次世代グループ(PSYCHIC FEVER、DXTEEN、MAZZEL)が参加していたところもポイントですよね。
実はそれはもともと案としてなかったんです。ただ、シットキングスとして「デビューしたばかりだけど才能がある若いグループもたくさんいる。だからそういうセクションも作って、まだまだすごいパフォーマーがいっぱいいることを知ってほしい」と思い、提案したんです。
既存の彼らの曲ではなく、ダンサーが実際にショーをするときに選ぶような曲ばかりチョイスして、まさにダンスショーを作りました。ブルーノ・マーズ、クリス・ブラウンの曲でバチバチに踊るなんて、テレビ番組の企画ではあまり見ないですよね。
──ただあれだけのグループ数と人数でやるとなると、事前に何度もレッスンをやることはできないですよね。
まさにそうなんです。全員が集まることができたのは当日で、ギリギリまで緊張しました。事前に集まることが難しかったので、こちらで制作した内容を、約50人ものアシスタントのダンサーの方々にまず覚えてもらったんです。
みなさんに各グループ名が書かれたゼッケンを付けてもらい、立ち位置などを決めて。その構成案を各グループに送って練習してもらったり、またはアシスタントチームが直々に足を運んで一緒に踊ってもらったり。
──そうだったんですね。
企画の最後に90人で踊ることは決まっていましたが、2組ずつのコラボについては「どのグループから誰が出るか」「フォーメーションのどの立ち位置で踊るか」は各グループにお任せしました。ただシットキングスの楽曲『Oh s**t feat. SKY-HI』のパフォーマンスについては、曲や振付のイメージに合うメンバー(※)にこちらから声をかけました。
※GENERATIONSの中務裕太、JO1の川尻蓮、INIの木村柾哉、Travis Japanの松田元太、BE:FIRSTのSOTA
──パフォーマンス後、司会の中居正広さんが「すごいね」「テレビ、これができるんだよ」と興奮されていた姿が印象的でした。
ずっと第一線で走り続けてきた中居さんがあそこまで興奮してくださったことは、歴史的瞬間だったと思います。「事務所の垣根」というワードもSNSのトレンドに入っていましたし、そのなかに郷ひろみさんのようなレジェンドもいらっしゃったことが奇跡的。
それはやはりテレビというコンテンツが長年、いろんな企画を積み上げてきたからこそ実現できたこと。だから、それぞれの事務所やグループのみなさんも賛同されたのだと思います。あらためて「踊ることってすごい」とグッときました。
──そんなOguriさんにとって「ダンスとは?」と尋ねられたらどう答えますか。
神様です。人それぞれに見えない力を感じることがあるかもしれませんが、自分にとってはそれがダンスなんです。誰かの目を気にせず、自分の感情や音楽と向き合って体を動かしたとき、救われるものがある。
ダンスがあることでエネルギーをもらえるし、リセットできたりもする。なにより、いろんな人たちと一緒に踊ることでその力は膨らんでいくと思います。

◇
7月26日にアルバム『踊救急箱』を配信リリースしたシットキングス。9月からは同作を引っ提げたライブツアー「s**t kingz Dance Live Tour 2023『踊ピポ』」を7都市で開催。関西では「Zepp Namba」(大阪市浪速区)で9月29日・30日におこなわれる。また翌10月1日には「城東区⺠センター」(大阪市城東区)でワークショップも開催する。
取材・文/田辺ユウキ 写真/Lmaga.jp編集部
s**t kingz Dance Live Tour 2023 「踊ピポ」
日程:2023年9月29日(金)・30日(土)
時間:29日=19:00〜、30日=13:00〜/18:00〜
会場:Zepp Namba(大阪市浪速区敷津東2-1-39)
『s**t kingz Workshop Tour 2023』
日程:2023年10月1日(日)
時間:入門クラス 11:30〜(SOLD OUT)、入門クラス 14:45〜(SOLD OUT)、経験者クラス 18:00〜
会場:城東区民センター ホール(大阪市城東区中央3-5-45)
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