シャネルにオードリー…ヨーロッパの風吹く、5月の京都アート展
2023.5.3 15:00

2023年のゴールデンウィーク、京都でアートを楽しもう! 『ティファニーで朝食を(1961)』より mptvimages.com
(写真3枚)
京都で一番大きな「平安神宮」の鳥居を望める美術館や、JR京都駅直結のアートギャラリーなど、観光と合わせて楽しめる京都のアートシーン。2023年のゴールデンウィークは、「シャネル」や「オードリー・ヘップバーン」など、海外に絡む展示が盛りだくさん。ゆったりと過ごせる祝日、ぶらりと美術館に立ち寄ってみるのはいかが?
■【オードリー・ヘップバーン写真展 AUDREY Cinema】(美術館『えき』KYOTO)
「永遠の妖精」の色あせない魅力をあじわう

『ローマの休日』(1953年)や『ティファニーで朝食を』(1961年)などの名作映画のヒロインとして有名な女優オードリー・ヘップバーンを、「映画」をテーマとした約120点の写真とともに振りかえる展示。
なかには著名な写真家による作品も含まれており、ここでしかみられない彼女の愛らしい姿を堪能することができる。ポストカードやスマホケースなどの展覧会オリジナルグッズも要チェック。入場料:一般900円ほか/期間:5月14日まで
■【マリー・ローランサンとモード】(京都市京セラ美術館)
「狂騒の時代」で交差するふたりの女性芸術家

1920年代のパリで活躍した画家「マリー・ローランサン」とファッションデザイナー「ガブリエル・シャネル」。国内外にあるふたりに関する約90点のコレクションとともに、独自のスタイルを貫いた彼女らを「モード」と絡めて読み解く展覧会。
さまざまな才能が垣根なく自由に活躍する時代を生きたふたりは同い年で、今年で生誕140年になる。展示物にはローランサンの描いた「マドモアゼル・シャネルの肖像」をはじめシャネルの手がけた帽子やドレス、さらにはマドレーヌ・ヴィオネのデザインしたドレスなどが並び、当時のパリの芸術を感じられる内容となっている。入場料:一般2000円ほか/期間:6月11日まで
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