運命の日に登板した佐々木朗希、令和の怪物に「情熱大陸」が迫る

プロ野球選手・佐々木朗希 『情熱大陸』より (C)MBS
「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)日本代表として、世界デビューを果たしたプロ野球選手・佐々木朗希が、3月12日の『情熱大陸』(MBS)に登場。番組カメラの前で故郷への思いを語る。
高校時代、大谷翔平(花巻東)の160kmを超える、高校史上最速となる球速163kmを記録。「令和の怪物」と呼ばれ、ドラフト会議では4球団の競合の末、ロッテに入団。プロ3年目となる2022年には、プロ野球史上最年少の20歳での完全試合を達成。メジャーも注目する投手となった。
そんな佐々木は岩手・陸前高田市に生まれた。「小学生のときが、人生で一番楽しかったですね」と語るように、友だちと日が暮れるまで野球に没頭した。その幸せな日々だけでなく、父と祖父母を奪ったのが未曾有の被害をもらたした東日本大震災だった。
取材クルーととともに、自宅や小学校があった場所、そして、震災以来立ち寄ることのなかった海を訪ね歩く。少しずつ蘇っていく記憶をを忘れまいと胸に誓う。「時間が経つと忘れてしまう。野球も、負けた悔しさとか、そういう気持ちって忘れてしまう。でも、それをどれだけ思っていられるかが大事」。陸前高田の海を前に、佐々木は静かに語り始めた。
その運命の3・11に、佐々木は日の丸を背負い、野球世界一を決める戦い「WBC」(対チェコ戦)のマウンドに立った。「少しずつ街並みも変わってきて、前に進んでいる。僕もしっかり向き合って前に進みたい」。あれから12年、故郷への思いを胸に世界へ羽ばたく佐々木を姿を番組は追う。この模様は3月12日・夜11時15分から放送される。
◆
佐々木朗希(ささき・ろうき)
千葉ロッテマリーンズ・2023WBC日本代表。2001年生まれ、岩手・陸前高田市出身。兄の影響で野球を始め、小学3年生の時に地元の高田野球スポーツ少年団に入団。大船渡高校時代には投手として最速163kmのストレートを武器に、第101回全国高校野球選手権岩手大会で準優勝。2019年、4球団競合の末に千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団した。プロ3年目の2022年4月10日、28年ぶり16人目となる完全試合を史上最年少で達成。
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