冬の淡路島に世界のランが集結、希少な品種も巨大温室で堪能

『あわじオーキッドフェスティバル』会場の様子
リゾート施設「淡路夢舞台」(兵庫県淡路市)にある「あわじグリーン館」で、『蘭展・淡路オーキッドフェスティバル2023』が開催中。3月12日までの期間中、世界に広く生息する美しい蘭の世界をより豪華に表現するという。
2回目の開催となる同展では、「オーキッド ー アリウム」をテーマに、同温室を「アリウム(空間)」に見立てて蘭の魅力を披露。なかでも、日本でしか見ることができない世界初の天然色素で作られた青色のコチョウラン「ブルージーン」を筆頭に、シンガポール植物園内・国立蘭園や、タイから輸入されたバンダ類やデンドロビウム類といった希少な蘭は必見だ。
初開催だった2022年の反響を訊ねると、「コロナ禍とあって来館者数は伸び悩んだものの『華やかな蘭の色、香しい香りなどを楽しむことができてよい気分転換になった』とうれしいお声がありました」と広報担当者。
また、「温室は一定の湿度を保ちつつ定期的に窓の開閉もおこなっており、ご来館のみなさまも静かに観賞されるので、それぞれゆったりとお楽しみいただけたようです」と話す。
今シーズンは、コロナの影響で蘭の輸入手続きをはじめ、各地域の愛好家による出品も時間を要したものの、苦労の甲斐あって実現。「色、形、香り、動きなどさまざまな進化を遂げた奇跡の植物・蘭があふれる大空間へと、日本最大級の温室が様変わりしました。当館ならではの蘭の世界を体感・堪能してほしい」と担当者は意気込んだ。
会期は約1カ月半と長期だが、前半はバレンタインに合わせ、淡路島特産のカーネーションを1000本使用したかわいいフォトスポットが登場。中盤では蘭愛好家イチオシの蘭が集まる特別な展示、後半は芳しい香りや華やかな姿が人気のカトレアが出展されるなど、その時期ならではのハイライトもあるという。
「冬は屋外のお花が少ない時期ですが、温室では華やかな蘭、カーネーションなど彩りあふれる植物の魅力に触れることができます」と担当者。入館料は1500円、高校生以下は無料。開館時間は朝10時~夕方6時(最終入館5時半)。さらに、金・土・日・祝は『蘭と光の展示』として、夜9時まで夜間特別開館を実施し、ライトアップで美しさと神秘性が増した蘭の姿を堪能できる。
取材・文/みやけなお
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