舞いあがれ!第5週振りかえり・空を飛びたい!

由良と話しをする岩倉舞(福原遥)(C)NHK
空を飛ぶことに魅入られたヒロインが、人力飛行機を通して出会った仲間たちとともに成長していく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。11月5日は、「空を飛びたい!」と題する第5週(10月31日〜11月4日放送)を振りかえる。
大学でサークル「なにわバードマン」に入部したヒロイン・舞(福原遥)は、仲間たちと人力飛行機「スワン号」の記録飛行に挑むことになる。しかし、そのテスト飛行でパイロットを務める先輩部員・由良(吉谷彩子)が骨折をしてしまう。それぞれの部員が「スワン号」にかける思いを絶やしたくない舞は、サークルの代表・鶴田(足立英)に、由良の替わりに体格の近い自分がパイロットを務めたいと志願する。
しかし、パイロットに求められる体力や身体条件は過酷なもので、鶴田は舞の申し出への返信を保留する。しかし、舞の意志は固く、ロードバイクを購入してパイロットに必要な体力づくりの準備を始めていく。さらに、舞を案ずる母・めぐみ(永作博美)に対してもパイロットとなる決意を語って説得する。

その頃、鶴田は舞の申し出を受けてパイロットを任せて良いのか悩んでおり、入院している由良のもとへ相談にいく。新記録のために全力を捧げていた由良は、パイロットに求められる条件が厳しいのは承知のうえで、「記録を狙えるとしたら、それは岩倉です。スワン号を作った仲間の思いを知らん人には、記録は出されへんと思います」と鶴田に告げる。由良の答えを胸に、鶴田はほかの部員たちにも舞の申し出を話して多数決をとる。その結果、部員たちは舞がパイロットになることに賛同するのだった。
空席となったパイロットの問題が解決し、あとは由良の事故でサークルを去った設計担当の刈谷(高杉真宙)が戻ってくるのを待つのみとなる。舞は刈谷と直接話そうとするが、刈谷は舞がパイロットになることを反対し、さらに「間に合うわけないやろ、(あと)2カ月しかなかとよ」と突き放す。
鶴田も刈谷にかけあうが、「サークルに戻る気はない」とその意志は固い。刈谷の抜けた穴を埋めようと部員たちは協力しあうも、舞の体格に合わせた操縦席を作らなければならない状況でなかなか意見はまとまらず、サークル内の空気は悪くなってしまう。

そんななかで舞が由良の見舞いにいくと、由良の病室には先に刈谷がいた。設計を担当した刈谷は由良の怪我に責任を感じ、謝罪のために訪れていたのだ。自分のせいで事故が起こったという自責の念もあり部から離れていた刈谷だったが、部員たちが無茶な設計変更をしようとしていることを知って部室に乗り込む。
口論となる刈谷と部員たちだが、どちらも「スワン号」、そして操縦する仲間を無事に飛ばしたいという熱い思いゆえの衝突だった。鶴田の説得や、刈谷の代わりに臨時で設計に取り組んだ玉本(細川岳)想いを受け、サークルに復帰した刈谷は、スワン号を新たに設計し直すことを宣言する。
こうして再始動した「なにわバードマン」だが、さっそく舞は刈谷から体重を今より5kg減量すること、そして体力および脚力の向上を求められる。達成しなければならないノルマは過酷なものだが、仲間たちの努力や熱意を無駄にしないため、厳しいトレーニングや食事制限で目標達成を目指していく。
その頃、システムエンジニアとして働く幼なじみの貴司(赤楚衛二)は営業のノルマで悩んで疲れていたが、幼い頃からの憩いの場である古本屋「デラシネ」の店主・八木(又吉直樹)から助言を得て、その苦しみを詩に活かそうと決心する。その話に、疲れている貴司を励まそうとした舞は、逆に励まされるのだった。
そして「スワン号」の記録飛行まで、あとひと月。大学も夏休みに入り、舞のトレーニングはますます過酷になるが体重はなかなか減らずにいた。部室でおこなわれた体力測定でも目標値の半分にも満たない状況だ。舞が目標とする飛行時間のため、刈谷は舞のペダルを漕ぐ力の目標値を下げることを提案する。そして、刈谷は主翼や尾翼など各部の設計変更をおこない•••。
本作は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな五島列島の2つのふるさとを持つヒロインが、人々の絆を繋ぎながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。
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