ロコディ堂前とニッ社辻「観たらえーがな」ザ・バットマン編

今回は大阪・難波の「なんばパークスシネマ」で鑑賞。ニッポンの社長の辻さん(左)、ロングコートダディの堂前透さん
どうも、ニッポンの社長というコンビで活動している辻と申します。この度、僭越ながら映画を観て、その映画について語らせていただくことになりまして、今回が『ロコディ堂前とニッ社辻の「観たらえーがな」』第1回目です。そして、僕の先輩であるロングコートダディというコンビの堂前さんが同じ映画を観て、イラストを描き、対談をおこないます。
まぁ、「知らん奴がなんか紹介して知らん奴がなんか描いとるわ」と軽〜く見ていただいて大丈夫です。今回、鑑賞したのは3月11日に公開された『THE BATMANーザ・バットマンー』(以下ザ・バットマン)です。
まず、『ザ・バットマン』という映画が公開されると聞いて、かなり違和感を感じました。「え? ほんまにバットマンで新しい映画やんの?」と。それというのも、1939年にアメリカの漫画(=アメコミ)に初登場してから、これまでドラマ・アニメ化、何度も映画化されているヒーローだからです。
ティム・バートン監督の『バットマン』(1989年)は有名ですし、その後まだ記憶に新しいクリストファー・ノーラン監督のバットマンのシリーズ3部作(注1)が大ヒットしています。こちらでは、バットマンの生い立ちも描き、ジョーカー役を怪演したヒース・レジャー筆頭に、それら俳優のイメージが付いています。
それとは別に、なぜジョーカーが悪役になったのかを描いた、ホアキン・フェニックスが主演した2019年の『ジョーカー』も、アカデミー主演男優賞をはじめ数々の賞を獲得。偉そうに表現すると「超えれる?大丈夫?」といった感じでした。
ただ、鑑賞して納得しました。これまでに描いていない、新しい部分を描いたバットマンでございました。ひと言で言うと「リアルバットマン」。

まず、舞台がすごく現代的です。スマホやSNS等、現代の「リアル」な文化の中にキャラクターが存在しており、より没入しやすいアメコミ映画となっております。そして今回のバットマン、あまり飛びません。というのも僕はノーラン監督のバットマン大好きだったのですが、真上に飛び上がるアクションには納得していませんでした(笑)。
バットマンは、蜘蛛に刺されたスパイダーマンや、宇宙人であるスーパーマンといった超人とは違い、努力と資金(金持ちです)で強くなった普通の人間なので、あの羽はあくまで落ちる時に空気抵抗を無くすためのもののはず。飛び上がるのはおかしいと思ってました。
するとその声が届いたのか(届いては無い)今回のバットマン、落ちる時にしか羽は使いません。ですので移動はほぼ車やバイクです(笑)。そう、移動手段も「リアル」。ただ、そちらが迫力満点です。バートン監督の『バットマン』で、ジョーカーと法定速度守りながら40キロくらいでカーチェイスしてたシーンが記憶に残ってますが、今回はそんな事もございません。「リアル」カーチェイスしてくれます。
そしてピンチにド派手に助けに来るといったヒーローというより、まず事件現場を探偵のようにじっくり観察したり、悩み困ったりもします。まさに「リアル」正義のヒーロー。もちろん、いざ戦うアクションはしっかり迫力がありめちゃめちゃカッコいいです。みなさんにもぜひこれまでに無い「リアルバットマン」を感じていただきたいです。
◇ ◇

さて、次ページでは僕たち2人が、映画の感想を自由に言い合う対談です。ネタバレもあるので、鑑賞予定の方はその後でご覧ください!
◇ ◇
(注1)バットマンがどうやって今の姿になったのかを描いた2005年『バットマン ビギンズ』、ジョーカーと向き合った2008年『ダークナイト』、改めてバットマンとして復活する2012年『ダークナイト ライジング』。
あらすじ:両親を幼い頃に殺された暴漢に殺されたブルース・ウェイン(ロバート・パティソン)が、バットマンとしてゴッサム・シティの悪党と闘うようになってから1年後の世界を描く。ある殺人現場に残されていたのはバットマン宛の「なぞなぞ」が書かれた手紙。その謎を解くために街を奔走するなか、知能犯リドラーにたどりつく。その過程でバットマンが直面する真実、また自身の生き方を見出していく。
文/辻(ニッポンの社長) イラスト/堂前透(ロングコートダディ) 撮影協力/なんばパークスシネマ
『THE BATMANーザ・バットマンー』
2022年3月11日(金)全国公開
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、 ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & ©DC
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