100年の歴史ある京都・宮川町のシンボルが解体、建て替えへ
2021.9.15 06:45

宮川歌舞練場の舞台
(写真4枚)
100年以上もの歴史ある「宮川歌舞練場」(京都市東山区)が14日に、建て替えに向けて9月中旬から解体され、2025年に新施設が竣工予定と発表された。
京都の五花街のひとつである宮川町で、町を象徴するシンボルであるとともに、花街文化継承の場である同歌舞練場。今回の建て替えは、「NTT都市開発」(本社:東京都千代田区)による「元新道小学校跡地活用計画」プロジェクトの一環であり、「元新道(しんみち)小学校」と併せて、隈研吾建築都市設計事務所」の隈研吾氏が設計を担当する。
隈研吾氏は、「歌舞練場の象徴的である大屋根を保存し、伝統的な町になじむ外観を想定しています。大正時代に設置されていた唐破風(からはふ)を復元し、宮川町元来の魅力を再現しようと思っています」とコメントしている。
「宮川町お茶屋組合」の駒井文恵組合長は、「大正5年に建てられましたこの歌舞練場は、『京おどり』『みずゑ會』の会場として活用して参りました。近年は耐震強度や大屋根の修繕などに苦慮していたなか、組合の長年の夢でありました建て替えに一歩踏み出せることは大変大きな喜びであります」と語った。
2025年に開業予定の新施設の敷地面積は2257平米で、地上3階、地下2階建て。ロビーの位置を新道側に位置するなど変更はあるものの、約500席の席数はそのままになる予定。また2022年度の『京おどり』は、「京都府立文化芸術会館」で開催されるが、以降の公演については検討中とのこと。
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