大丸心斎橋店で「あかずの扉ツアー」、予約殺到の大反響

あの「大丸」のロゴを至近距離で眺められるロケーション
百貨店「大丸心斎橋」(大阪市中央区)で、8月14日に『あかずの扉ツアー』がおこなわれる。主に親子連れが対象で、館内を地下から屋上まで巡るバックヤードツアーだ。
施設管理部の社員が発案した今回のツアー。プロではなく、あえて社員がガイドをすることで、よりアットホームな雰囲気を作る狙いがあるとか。移動の際は、社員・店舗スタッフが使用する通路や業務用エレベーターを利用するので、これまで以上に「大丸」を身近に感じることができる。
同ツアーでは、主に6つのスポットを回る。80年以上を誇る歴史を軸にSDGsや建物構造などの観点から館内をたっぷり解説する。テラスの奥にある「水晶塔」の内側や、1933年当時の保存外壁と新外壁の「スキマ」、非常時にしか足を踏み入れることのない避難通路など、普段は公開されることのない「裏側」ばかりだ。
ツアーの最終スポットである屋上も、本来は一般公開されていない。ここにはミツバチの巣箱が設置され、採取されたミツは「心斎橋のはちみつ」として同館地下1階「はちみつ専門店ラベイユ」で販売。さらに、屋上には「安居稲荷大明神」と「蛭子神社」、2つのお社が存在する。関係者のみが参拝するお社に触れられるのも「あかずの扉ツアー」ならでは。
また、建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた同館は、歴史ある建築物の観点からも見どころは満載。「ヴォーリズ建築」の代表的存在なだけあり、入口や売り場の天井などにも遊び心のあるデザインが隠されているとか。ツアー終わりに配布される「振り返りシート」にはそんな「隠れヴォーリズデザイン」も紹介されおり、最後まで楽しめる工夫が凝らされている。
同ツアーは、参加申し込みを受け付けるとアクセスが殺到。すぐに予約が埋まり、開始前から「定期的に行ってほしい」という声も寄せられたほど。広報担当によると、第2回の開催は10月を予定しているという。
取材・文・写真/つちだ四郎
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