漢字フェチの雑貨専門店、大阪・松屋町に…文字好きに人気

さまざまな漢字のくるみボタンが並ぶ
漢字にひらがな、トンパ文字、甲骨文字・・・と、さまざまな文字があしらわれたアイテムを集めた雑貨店「凸凹(でこぼこ)ことのは舎」。大阪「空堀商店街」(大阪市中央区)の近くで異彩を放っている。
店主・林さんが今年の8月にオープンした同店。これまで、漢字1文字を友禅生地に印刷した「くるみボタン」などのハンドメイド雑貨をネットやイベント出店で販売していたが、コロナ禍でイベントも減少。直接お客さんと話したり共有したいと思い、思い切って店を開いたという。
「漢字のフォルムが好き」と、文字を愛してやまない林さん。昔から「この漢字はなんでこんな形なんだろう」などじっくり考えるのが好きで、1番お気に入りの「凸凹」を店名に入れたと話す。

店内には、カテゴリーごとに分類された大量の「くるみボタン」(チェーンに変更可能)が五十音順でずらり。来店する客が選ぶ文字は、自分の名前や座右の銘、好きな食べ物など人それぞれだ。なかでも、推しの名前の1文字を購入する若い女性が多く、生地がメンバーカラーのものがあればなおさらテンションが上がるそう。
そのほか、林さんが厳選したクリエイターさんによる言葉雑貨も多数販売。「ありがとう」「おめでとう」といった言葉はもちろん、食品の原材料表記や漫画のセリフ、看板など、どこを見渡しても「文字」だらけだ。

林さんは「文房具店かなと立ち寄った方が『文字の雑貨』ばかりを集めたお店だと気づいたときに、興味のない人はすぐに出て行きます。反応するのは5人に1人くらいじゃないですかね(笑)。マニアックだと思います」と笑う。
一方で「ツボにハマったら『どの文字にしよう』と悩みすぎて、ここに泊まって夜通し考えたいという人もいました(笑)」といい、漢字に無限の可能性を感じるという。林さんは「漢字って1文字だけでもいろんな想像ができるし、難読文字は会話のネタにもなる。文字の魅力をもっと発信していけたら」と話す。
場所は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「松屋町」駅から徒歩5分のところにある古民家を利用した複合商業施設「練(れん)」内で、営業は11時から19時、水曜休(祝日は営業)。
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