人気の正倉院展グッズにマスク初登場、抗菌ケースも

今年出陳の宝物ではないが、正倉院を代表する『螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)』デザインの不織布マスク480円(4枚入)
「奈良国立博物館」(奈良県奈良市)で10月24日からスタートした『第72回正倉院展』。毎秋に開催される同展では、限定グッズの販売が好調だ。クリアファイルなどの文具類、手ぬぐい、麻製品など、その年の目玉となる華やかな正倉院宝物のデザインで、人気を博している。
今年初のグッズとしては、新型コロナウイルス感染防止対策として使える「不織布マスク」(480円)や「マスクケース」(330円)。なかでも注目は、内側(マスク側)が漆喰層になっており「5分で99.9パーセントのウイルスが減少する」という抗菌・抗ウイルス・消臭できる「第72回 正倉院展限定柄 正倉院マスクケース」(1650円)だ。

マスクを清潔に保つことができるので、外食時や外出先でマスクを外す時に使用すると便利。デザインは、一対の大きな円形の花文(かもん)を表したフェルトの敷物『花氈(かせん)』柄と今年のポスターを飾った古代ペルシアに起源をもつ『紫檀槽琵琶(したんのそうのびわ)』柄の2種類ある。
だが、今年の観覧チケットはほぼ完売。特設売り場でのグッズ購入は難しい。あまり知られていないが、同博物館では以前から、電話とファックスで通販をおこなってきた。今年は一部グッズを公式サイトで見られるようにし、メールでの受け付けもスタート。公式図録や限定の和菓子も通販可能だ。
商品企画等をおこなう仏教美術協会の木下充代さんは、「手軽に購入できるノートや手ぬぐいなど、商品は多岐に渡って用意しています」と話す。さらに、今年限定の手ぬぐい『粉地彩絵箱 (ふんじさいえのはこ)』と『花氈(かせん)』のデザインに関して、「実際の宝物はもっと柄が詰まっていて密ですが、デザイン化する時は、密を避けています(笑)」と説明する。
同展の会期は11月9日までだが、会期終了後も在庫があれば通販可能。図録や一部グッズは『読売新聞オンライン正倉院展特設サイト』でも購入できる。
取材・写真/いずみゆか
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