ネイビーズアフロ「優勝は、熱量を全力で出し切ったから」

本選進出2度目で優勝を果たしたネイビーズアフロの皆川(左)とはじり(右)
10月30日放送の『第50回NHK上方漫才コンテスト』で優勝を勝ち取ったお笑いコンビ・ネイビーズアフロ(皆川、はじり)。その喜びと勝因について記者会見で語った。
結成は2011年、2人は高校の同級生で、ともに神戸大学出身。高学歴芸人として徐々にメディアでも注目されつつ、毎月単独ライブを開催し、新ネタを作り続けるなど漫才に対しては超ストイックに取り組んでいる。ただ、これまでは賞レースでの成果がなかなか出なかった。
皆川は、「これまで400本くらい漫才のネタを作ってきて、10回ほど賞レースに出させてもらった。準決勝や決勝まで進んでも賞が取れない、しんどい期間が長かったけど、頂点に立つことができた。やってきたことは正解だったのかなと思います」とコメント。
はじりも、「もしかしたら自分たちは賞を取れないのかなと焦っていたので、優勝できて安心したし、やる気にもなった」と安堵の表情を見せた。
記者から漫才の勢いがすごかったと評されると、皆川は「僕たちの漫才は、こういう展開にしようと細かく決めていない。今日は舞台上で勝手に尻上がりに盛り上がってくれた。漫才で熱量を出すときに緊張感が感じられたら痛々しく見えると思うんですが、緊張感がなく、熱量を出し切れた。熱量がハマった」と分析。
また、優勝を決めた2本目のネタは、本当は途中からコントに入る別のネタを披露しようとしたけれど、拠点である漫才劇場でのお客さんの反応や漫才の印象を強烈に残せるようにという思いから、2人の掛け合いで進んでいくネタに変えたなどの裏話も明かされた。
コロナ禍での開催のため、本来なら審査員から手渡されるはずのトロフィーも、台に乗って運ばれてきたものをセルフで受け取りに。しかも、生放送ではなく収録のため、オンエアまで優勝したことを隠し通さないといけないという異例づくしだった今回のコンテスト。
「こんな特別な状況は今年しかないだろうし、記念すべき50回という節目で優勝できてうれしい」と、2人とも満面の笑みだった。
過去の優勝者には、フットボールアワー、銀シャリ、かまいたち、和牛、アインシュタインなど現在大活躍するコンビも多数。ネイビーズアフロの今後の活躍にも期待したい。
取材・文・写真/西村円香
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