山奥をスニーカーで巡るアート祭、奈良の名所訪れる楽しみも

会場風景(奈良県曽爾村) 撮影:西岡潔
奈良県の大自然を舞台にした芸術祭『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館』が、10月3日からスタート。コロナ禍ならではの、アート鑑賞を提案している。
コロナの影響でさまざまな芸術祭やイベントなどが中止・延期となっているなか、「こんな時だからこそ」と7月に開催を決定した、と話すのは主催である奥大和地域誘客促進事業実行委員会の多田さん。急ピッチで計画を進めて、約3カ月で開催を実現した。
舞台は「奥大和」と呼ばれる奈良県南部東部地域。桜の名所で知られる吉野町、屏風岩や曽爾高原など1000m級の山々に囲まれた曽爾村(10月11日~)、清流が流れる天川村(10月18日〜)の3エリアだ。
この芸術祭の重要なポイントが「歩く」こと。各会場をそれぞれ3~5時間ほどかけて歩きながらアート作品を鑑賞・体験するという。広大なエリアで3密を避けながらの鑑賞に加え、豊かな自然を感じたり、途中歴史ある寺社へ立ち寄ったり、気ままに周辺も巡りながら全身でアートと自然・文化を楽しむことができる。
「スタート直後の土日には森の中でゆっくりと鑑賞されている方がいらっしゃったり、県外からの問い合わせが多くあるなど、たくさんの方に関心をいただけているようで良かったです。アート作品はもちろん、自然や歴史など奥大和の魅力を改めて感じて欲しいです。これからの時期は紅葉もきれいですよ」と多田さん。
訪れる際は、スニーカーなど動きやすい靴や、寒暖差が大きいエリアなので暑さ・寒さに対応できる装備を。また、各会場は駐車場が発着地点となっており、ルートや作品設置場所などはYAMAPアプリや公式サイトにアップされているマップを利用すると便利。
10月18日には天川会場でオープニングセレモニーが開催され、アーティスト紹介や、芸術祭のプロデューサー・齋藤精一氏による各エリア共通作品「JIKU」の点灯式などがおこなわわれる。数カ所を除けば期間中は、早朝でも日中でも夜中でも鑑賞可。期間は11月15日まで。
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