宝塚市の新たな文化的ハブに、芸術センターが開館

「宝塚市立文化芸術センター」外観
開館が延期されていた「宝塚市立文化芸術センター」(兵庫県宝塚市)が、6月より開館。開館記念展『宝塚の祝祭 Ⅰ -Great Artists in Takarazuka-』をようやく見ることができた(観覧は予約制)。
同展では、宝塚市とゆかりが深い6人の巨匠作家である元永定正、中辻悦子、小清水漸、辻司(以上、美術家)、松井桂三(グラフィックデザイナー)、宮本佳明(建築家)の仕事を紹介している。

同館の加藤義夫館長は「宝塚市といえば宝塚歌劇や手塚治虫のイメージが強いですが、実は国際的に活躍している芸術家、デザイナー、建築家が大勢おられます。彼らの存在を多くの方々に知ってもらい、宝塚の文化力を感じてほしい。それがこの展覧会のテーマです」と話す。
「この6作家については本展で終わりではなく、今後5年間に彼らの個展を順次開催します。また、同館では年4回のペースで企画展をおこなうので、楽しみにしてください」とも。
館内にはメインギャラリー、サブギャラリー、キューブホールや、ライブラリー、オープンスペースのアトリエなどがあり、さまざまな催しが開かれるだろう。宝塚エリアの新たな文化的ハブとして、同センターにかかる期待は大きい。開館記念展の開催は10月18日まで、料金は一般1000円。観覧は公式サイトまたは電話で予約を。
取材・文/小吹隆文(美術ライター)
開館記念展「宝塚の祝祭Ⅰ -Great Artists in Takarazuka-」
期間:2020年6月1日(月)~10月18日(日)※水曜休(デジタルアート作品Lumenは〜8/4)
時間:10:00~18:00 ※入場は16:30まで
会場:宝塚市立文化芸術センター(兵庫県宝塚市武庫川町7-64)
料金:一般1000円、中学生以下無料 ※庭園と共用部分は入場無料
電話:0797-62-6800
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 18時間前 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.9.9 12:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2025.9.9 11:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
NEW 2025.9.8 07:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.9.4 13:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.9.1 10:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.8.16 08:30 -
25周年「アンパンマン列車」で、ゆかりの高知へ[PR]
2025.8.6 11:50 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00 -
京都・川床おすすめランチ&ディナー、鴨川・貴船・高雄エリア別【2025年】
2025.6.11 15:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.4.10 11:00