昼は農家、夜はドラァグクイーン…ナジャ「戦友」に密着

ナジャ・グランディーバ(右)とルルデイジー 写真提供:MBS
芸人やアスリートなどの「もうひとつの才能」に注目したドキュメンタリー番組『OFLIFE(オブライフ)』(MBS)。7月7日の放送回では、和歌山県紀の川市で農園「五風縁(ごふうえん)」を営む石郷岡大助さんのもうひとつの顔に迫る。
42歳の石郷岡さんが20年以上続けてきたのは、奇抜なファッションとメイクが特徴のドラァグクイーン。大阪市北区にある「do with cafe」では、関西を中心に活躍するドラァグクイーンのショータイムが開かれ、石郷岡さんはここでドレスを身にまとい、15cmのピンヒールを履き、身長195cmの「ルルデイジー」としてパフォーマンスを披露している。
石郷岡さんがその道に進んだのは19歳のとき。きっかけは、関西ドラァグクイーン界の顔ともいえるナジャ・グランディーバとの24年前の出会いにさかのぼる。ルルデイジーを「戦友」だというナジャは、実行力のあるルルがイベントなどの裏方をすべて務めてくれたおかげで、「今の自分があるのかもしれない」と感謝の気持ちを表す。
一方の石郷岡さんは、女装を始めた当時からナジャにはかなわないと思ったと明かし、20代でBAR経営、30代で衣装の仕事、40代で農園経営と、常に本業とドラァグクイーンをかけもちし、2足のわらじを履いた生活をおくっている。
石郷岡さんは農業を始めた理由を「自分が好きだから」と笑い、綺麗と健康を両立するために無農薬野菜の栽培をはじめ、今では産直市場で売り切れるほどの成果を出しているという。
また、ステージの衣装はすべてお手製。独学だという洋裁の技術は評価が高く、ほかのドラァグクイーンから衣装製作のオファーが舞い込む。
石郷岡さんはドラァグクイーンとして生きていくなかで、「差別を受け入れて、あえて人目に付く格好で出ている勇気が誰かに響けばいい」という思いが原動力であり、「プライド」だと語る。
番組では、農業を担いながら、コロナ禍の影響で3カ月ぶりのステージ復帰となる石郷岡さんの姿を追う。放送は7月7日・深夜2時14分から。
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
京都「オーバーツーリズムって何?」#空いてる国宝萬福寺[PR]
NEW 10時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 2025.10.13 11:00 -
淡路島の「日本酒」に注目!秋の旬と味わう旅へ[PR]
2025.10.10 17:00 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.10.8 11:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.10.8 11:00 -
港町の心地よさに浸る、OMOろい旅 in 函館[PR]
2025.10.7 16:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
2025.10.7 11:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.10.6 00:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.10.1 08:30 -
なぜこんなに「宇治抹茶」が世界的に人気なのか?[PR]
2025.9.30 08:00 -
写真を撮って…豪華賞品ゲット!期間限定コンテスト[PR]
2025.9.29 19:00 -
話題の新作ノンアルビール、飲んでみた[PR]
2025.9.24 11:30 -
OsakaPointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2025.9.22 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.8.22 17:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00