国立博物館に人魚のミイラ? その正体は
2019.9.3 07:00

「ライデン国立民族学博物館」から里帰りした人魚のミイラ。奥の2枚は展示してあるミイラを描いた当時の絵
(写真6枚)
江戸時代に制作された幻獣のミイラが、オランダの「ライデン国立民族学博物館」から19年ぶりに里帰り。「国立民族学博物館」(大阪府吹田市)で開催中の特別展『驚異と怪異──想像界の生きものたち』で公開されている。
展示されているのは、1820年代に出島からオランダ商人が自国に持って帰ったという人魚やろくろ首などのミイラ6体。同展を監修した山中由里子教授は、「集めた人もわかってますし、作られた年代が正確に限定できるという意味で非常に貴重」と説明する。
しかしこれらは、「江戸期のいろんな幻獣の作り物。当時は干物や干し物、作り物と呼ばれました」と山中さん。別フロアには造形作家・江本創の幻獣作品も展示されており、「江本さんはライデンのミイラを見て『うん、僕と一緒です』って。紙で作ってらっしゃるんです。ライデンの作品も張り子細工で動物のパーツも使ってますけど、実は構造は紙だったり竹ひごだったり」と、その正体を明かした。

同展は11月26日までの朝10時から夕方5時まで。チケットは一般880円、大学生450円、高校生以下無料。
『驚異と怪異─想像界の生きものたち』
日程:2019年8月29日(木)〜11月26日(火)
会場:国立民族学博物館(吹田市千里万博公園10-1)
料金:一般880円、大学生450円、高校生以下無料
電話:06-6876-2151(代)
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