菅田将暉が感じる、映像と違う舞台の魅力

演出家の栗山民也について、「空間の作り方とかスポットライトの当て方が素晴らしい。本作は演出上のギミックも大事になってくると思うので、そこは純粋に楽しみですね」と菅田将暉
ローマ帝国の若き暴君・カリギュラの不条理な人生を描いた伝説的戯曲『カリギュラ』。主人公・カリギュラを演じる菅田が、舞台にかける思いを語った。
これまでにも数年に一度のペースで舞台に立ってきた菅田。普段は映画やドラマなど映像作品をホームとする彼にとって、舞台とはどのような場所なのだろうか。
「舞台は、エネルギーの方向性が映像とは違う気がしていて。なんといっても生ものだし、目の前にお客さんがいる。板の上に立って、上手下手があって・・・って状況自体が特殊で、どうしたって客観視が入るんですけど、一方ですごくダイレクトな生のエネルギーがある」と説明する。
さらに、「基本的に公演中は毎日同じことをやり続けるわけですが、不思議なもので周りのいろんな状況が変わってくると毎回違う。それをやりながら感じられるのがおもしろいですね」と舞台の魅力を話した。
また、「極論すれば、(上演の)2〜3時間で人の人生なんて表現できないし、どの部分を抽出するか。舞台はそのときの空気感が大事だと思うんですが、『カリギュラ』は特にタイミングを見ないといけない役な気がしていて」と明かす。
「今からガッツリ向き合ってたら、9月ぐらいには人を殺してそうな気もするので(笑)。タイミングを図りつつ、型にはまらず、自分なりの道を目指したいですね」と意気込みを話した。神戸公演は「神戸国際会館こくさいホール」(神戸市中央区)で、12月5日から8日まで(全5公演)。チケットはS席12000円ほか、8月17日から発売される。
取材・文/井口啓子
舞台『カリギュラ』
日時:2019年12月5日(木)〜8日(日)
会場:神戸国際会館こくさいホール(神戸市中央区御幸通8-1-6)
料金:S席12000円、A席8000円、U-20シート2000円
電話:0570-200-888(10:00〜18:00)
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