中之島のオフィスビルにアート作品が出現

「ダイビル本館」1階で展示されている、葉栗里の作品。ビルの空間と絶妙にマッチしている
大阪・中之島で、カジュアルにアートを楽しめる展覧会『UNKNOWN ASIA EXTRA』が、12月28日まで開催中だ。
同展は、9月に梅田で開催のアートフェア『UNKNOWN ASIA』から派生した企画で、日本だけでなく、タイやインドネシアなどアジアからも作家が参加する。同フェア展示した約220組から賞を獲得した23名が今回、選出されており、オフィスビルのパブリック空間を回遊しながら気ままなアート散策が楽しめる。

作品のジャンルは、絵画・立体・写真・切り絵など。絵画では、あやか、柏木悦子、津城野葉太、堀としかずが緻密な作品を発表している一方、イモトサユリとユカイズハラはカラフルで弾けた作品を、井階麻未は大作を持ち込んだ。写真では、木村華子がコンセプチャルな作品を発表しているほか、身体のコンプレックスをテーマにしたランパポーン・ヴォラシャ(タイ)、一瞬に宿る美を完璧な構図で切り取るティアン・ティティラ・スクタンティマヤ(タイ)、光、色、感情をテーマに制作する安木 / Ain Wood(台 湾)、ハイブランドの仕事も手掛けるプロ写真家アディ・プルタ(インドネシア)が、それぞれの世界を主張している。
ほかにも木彫の葉栗里、切り絵の下村優介など、見どころは盛りだくさん。周辺は飲食店が充実しており、夜になれば高層ビル群や街路のイルミネーションなど、抜群の景観も楽しめる。会場となるビルは「ダイビル本館」「中之島ダイビル」「中之島フェスティバルタワー」「中之島フェスティバルタワー ウエスト」で、入場は無料。
取材・文・写真/小吹隆文(美術ライター)
『UNKNOWN ASIA EXTRA ASIAN ART EXCHANGE OSAKA 2018』
期間:2018年11月19日(月)〜12月28日(金)
時間:7:30〜23:30(中之島フェスティバルタワーは〜23:00)
会場:ダイビル本館(大阪市北区中之島3-6-32)、中之島ダイビル(大阪市北区中之島3-3-23)、中之島フェスティバルタワー(大阪市北区中之島2-3-18)、中之島フェスティバルタワー ウエスト(大阪市北区中之島3-2-4)
料金:無料
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