彫刻家・名和晃平、ルーヴルに巨大作品
2018.6.23 08:00

Throne, 2018, mixed media, h1040 w480 d330cm (sculpture size)
(写真2枚)
大阪出身で京都を拠点に活動する彫刻家の名和晃平が、フランス・パリの「ルーヴル美術館」で7月13日から特別展示をおこなうと発表された。
これは、パリを中心に8カ月にわたり開催される、日本の文化を紹介する事業『ジャポニスム2018:響きあう魂』の一環。作品『Throne』は、東洋の神事や祭事に出てくる「山車」の形態やそのルーツを考察しながら、紀元前のエジプトで始まったと言われる金箔貼りの伝統技術と最新の3D造形システムを融合した、高さ10メートル余りの彫刻で、なかでも最大級の展示となる。ルーヴル美術館のピラミッドに「浮遊する空位の玉座」として表現されたその彫刻は、古代から連綿と続く「権力」や「権威」が遺してきたものは何か、そして未来はどうなるのかを問いかけるものだ。
名和は「ルーヴル美術館には、京都市立芸術大学の学生時代に初めて研修旅行で訪れました。特に古代美術や宗教美術に惹かれ、普遍性を持った彫刻の表現とは何か、を考えさせられました。一生に一度しかないような、ルーヴル・ピラミッドでの展示の機会を大切にしたいと思います」とコメントしている。

また、パリの別会場「ロスチャイルド館」でおこなわれるグループ展(7月14日〜8月18日)でも、名和は泡と光のインスタレーション作品『Foam』を展示。対照的な内容の2つの大規模な展示がパリで同時に公開される特別な機会となる。
日仏友好160年企画『ジャポニスム2018:響きあう魂』
期間:2018年7月13日(金)〜2019年1月14日(月)
会場:フランス・パリ内外の各会場
(名和晃平作品はルーヴル美術館、ロスチャイルド館で展示)
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.10.16 11:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2025.10.16 10:00 -
京都「オーバーツーリズムって何?」#空いてる国宝萬福寺[PR]
2025.10.15 18:15 -
【大阪・関西万博2025】半年間ありがとう!地元編集部が取材した人気グルメから穴場スポットまとめ
2025.10.13 11:00 -
淡路島の「日本酒」に注目!秋の旬と味わう旅へ[PR]
2025.10.10 17:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.10.8 11:00 -
港町の心地よさに浸る、OMOろい旅 in 函館[PR]
2025.10.7 16:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.10.6 00:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.10.1 08:30 -
なぜこんなに「宇治抹茶」が世界的に人気なのか?[PR]
2025.9.30 08:00 -
写真を撮って…豪華賞品ゲット!期間限定コンテスト[PR]
2025.9.29 19:00 -
話題の新作ノンアルビール、飲んでみた[PR]
2025.9.24 11:30 -
OsakaPointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2025.9.22 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.8.22 17:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00