街全体が博物館に、大阪で建築巡りツアー
2017.9.28 17:00

『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017』ガイドブック表紙
(写真3枚)
大阪市内の建築物が特別公開されるイベント『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017』が、10月28日・29日に開催される。
このイベントは、歴史的な近代建築から超高層ビルまで、大阪の街に点在する多種多様な建物が無料公開されるもの。キーワードは、改修や用途変更などを経ても、現在も活用され続けている「生きた建築」。現役であるため、日頃は職場や店舗として使用され、立ち入ることのできない建物内部を見学できる特別な2日間だ。

公開されるのは、国の重要文化財「大阪市中央公会堂」や重厚な外観の「三井住友銀行大阪本店ビル」、安藤忠雄設計の「日本橋の家」、カプセルホテル第1号の「スリープカプセル(カプセルイン大阪)」など、事前申込制を含めて101軒。通りすがりに印象に残っていたレトロ建築の内部も見学できるチャンスでもある。
また、オーナーや案内人によるガイドツアーも30軒を超える建物で実施される。こだわりの意匠と建物の歴史、大切に使ってきた人々の存在を感じることができる貴重な体験として人気。ほかにも、トークやワークショップなど盛りだくさんなので、公式サイトやガイドブック(300円・大阪市内の主要書店で販売)を参考に事前にしっかりと計画したいところ(一部イベントは、事前申し込み・有料)。

今年4回目の開催となる同イベントは、子どもも含めて多くの人が楽しめるイベントとして知られ、昨年はのべ3万7千人が参加。事務局長の高岡伸一さんは「近代建築から現代建築まで、多様な「生きた建築」を巡って大阪の魅力を体験してください」と話す。大阪を一つの大きなミュージアムと捉えて、まち歩き感覚で建築を巡ってみては。
文/太田浩子
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