スマホMVが話題、リリスクのアイドル像

スマホで撮り合い数珠つなぎ!(minan→mei→yumi)
公開するやネットで爆発的に拡散した、lyrical school(リリカルスクール)のメジャーデビュー曲『RUN and RUN』のミュージックビデオ。Yahoo!のトップニュースやツイッターのトレンドワード1位になるなど、スマホをフルに活用した今の時代ならではの「縦型MV」はたちまち話題となった。そんな華々しいデビューを飾った彼女たちを直撃しました(himeは学業のため欠席)。
──ミュージックビデオが全国的に話題となりましたが、反響などありましたか?
mei「SNSなどで拡散されて、その反響でテレビのニュース番組でも毎週のようにリリカルスクールを取り上げていただいて。それまでテレビに出たことがほとんど無かったので、今回のことがきっかけで私たちのことを知ってくれる人が増えましたね」
minan「うん。私たちを知らない人にまで届いたっていう実感があります」
ayaka「握手会などのイベントで、『ミュージックビデオを見て来ました!』って声をかけてくれる人がすごい増えました」
──海外の大手動画メディア「The Verge」でも紹介されているのを見ました。世界にも広まってますね。
ami「すごいびっくりしたのが、『トイ・ストーリー3』の監督さん(リー・アンクリッチ)がリリカルスクールのミュージックビデオを見て、『すごい』って呟いてくださってて。そんなところまで届いたんだって感動したし、びっくりしました」
──スマホでの視聴を前提として、カメラやFacetimeが突然起動して皆さんが歌って踊ったり、ツイッターやメッセンジャーが開いて歌詞が表示されたり・・・ありとあらゆるアプリケーション機能を使って曲を楽しめるという、相当作り込まれたMVですよね。
minan「最初、絵コンテもスマートフォンで見せてもらって。その時点でyumiはうれし泣きしてました(笑)」
yumi「こんなに仕掛けというか、リリスクのメジャーデビュー1発目にいろいろ盛り込んでくださるんだと思って、すごい感動しましたね」
mei「メジャーデビューをするとなって、私たちと一緒にリリカルスクールのために動いてくださる方がたくさんいるんだっていうのを実感して。これからも本当に頑張らなきゃって思うし、みなさんの期待に応えたいっていう気持ちになりました」
──2010年に結成(当時はtengal6として活動)してから、メンバーの加入や卒業もありながら、ヒップホップアイドルとして6年越しとなる念願のメジャーデビューです。元々みなさんはヒップホップが好きだったんですか?
ayaka「オーディションがあったんですけど、ヒップホップアイドル・ユニットとしか言われてなくて。びっくりしました。ラップするんだ!みたいな(笑)」
──ラップをするっていうのも知らなかったんですか!?
mei「ダンスをするのかなって思ってて。かっこいいグループになるんだろうなぁ、みたいな」
ami「それで、みんなラップを聴くところから始めました」
yumi「オーディションで人数を12人から6人に絞るための合宿があって。最初の課題曲が、ライムスターさんの『B−BOYイズム』(1998年)で、スタンドマイク2本立てて交代交代で歌うっていう(笑)」
──初のラップが『B−BOYイズム』ですか! 日本におけるヒップホップのあり方を学ぶとすると、ライムスターさんは必聴だと思いますが・・・男性のキーだし結構ハードル高いですよね(笑)
ayaka「ハードル高かったですよ! 最初全然何言ってるのか聴き取れなかった(笑)」
mei「歌ってるわけでもないから、どうやって声を出したらいいのかわかんなくて」
yumi「その頃は、今ほど女の子でラップするグループがいなかったので、歌い方の想像がつかなくって。苦戦しました」
──バンドのボーカルなどとはまた違って、ラップって自分の個性が最も大切という印象があります。
ami「ラップって、その人の得意不得意がすごい出ると思うんですけど、たとえばyumiだったら滑舌が良くて聞こえやすいとか、meiだったら体力があって煽ったりするから元気なフレーズを任されたり、ayakaはアイドルが好きなのでハロープロジェクトさんの曲中のラップ部分から学んだり・・・歌ってるうちにその子なりのフロウ(節回し)ができて、自分のスタイルがちょっとずつできていったって感じですね」
minan「私は聴いたことすらあんまりなくて。当時は手探りで、まずは聴くところから始めて、とりあえずいろいろやってみました。『MPC(MUSIC PRODUCTION CONTROLLER):パッドにサンプルを割り当て、指先で叩いて演奏する機器)を叩いて歌ってRAPをしてみた』っていう動画をアップし続けたり・・・そしたら、なんとなく自分のスタイルが見えてきたかなって感じで。まだ今も発展途上ですけど」
minan「himeは両親がすごいヒップホップを聴くから、そういう環境で育ったらしくて、本人もかなり好きで」
yumi「だからすごい刺激をもらう。私たちより全然詳しいですね」

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