「めでたいでんしゃ」和歌山で出発
2016.4.29 14:00

加太さかな線の観光列車「めでたいでんしゃ」
(写真6枚)
「和歌山市駅」と「加太駅」を結ぶ南海電鉄・加太線(愛称・加太さかな線)で、4月29日から観光列車「めでたいでんしゃ」が運行される。28日に行われた「お披露目会」には、加太駅などに多くの地元住民が集まり、ピンクのカラー電車に歓声を上げていた。
乗るだけで「おめでタイ」気分になれる鯛をモチーフにしたデザインの「めでたいでんしゃ」。全面ピンクの外装は、ホームに停まっているだけでもインパクト十分だ。また、外見だけでなく内部も遊び心満載で、木で作られた魚の吊り革、鯛だらけのシートなど、至る所に魚のデザインを採用。ロールカーテンを引っ張ると網模様が出現したり、車体のボディやつり革など、わかりやすいものから探さないと見つからないものまで、あちこちにハートマークが隠されるなど、楽しい演出が満載だ。

「女性がターゲット」と話す石坂勝利営業課主任は、「プロジェクトをスタートさせて地元の方々も盛り上がり、徐々にお客様は増えている。この電車を目玉にしてもっと加太に来ていただければ」と言い、加太観光協会の小嶋修一副会長も「さかな線という名前になってから多くの方に来ていただいている。夏だけでなく一年中訪れてもらえるように頑張りたい」とコメントした。
南海電鉄では平成26年から加太周辺エリアの魅力をアピールする「加太さかな線プロジェクト」を展開。名産の「鯛」をはじめとした地元グルメのPRや新メニューの開発など、地域と連携しながら活性化を推し進めてきた。この「めでたいでんしゃ」はその集大成とも言える観光列車。運行は土休日固定ダイヤで和歌山市駅、加太駅よりいずれも7本運行される。
取材・文・写真/谷知之
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