阪堺電車「青らん」で堺が盛り上がる
2015.3.9 12:09

阪堺電車・青らん
(写真1枚)
阪堺電車の堺トラム(低床式車両)の新色、3編成目となる「青らん(せいらん)」が3月1日から運行をスタート、周辺の市民からは「青らん見た?」と、盛り上がりを見せています。
日本最古の営業車両などレトロな佇まいの”ちんちん電車”も人気なのですが、堺トラムは地元企業や個人からの寄付もあって実現したという、まさに周辺市民にとっては待望の電車。今までのステップ式と違い、プラットフォームから段差なくスムーズに乗車でき、高齢者層やベビーカーで乗る親子から「乗り降りが楽」と好評。乗降率もあがってきているそう。
「堺発展の象徴である海の青さ」、「堺市旗の色に近い青色」そして「かつて東洋一と言われた浜寺の海水浴場をイメージする色」という意味が込められた青色の車両は公募によって「青らん」と名付けられました。2013年8月にデビューした1編成目(1001号)は阪堺線の緑と千利休「わび」をイメージした白茶の「茶ちゃ」、2編成目(1002号)は与謝野晶子が好んだ色であり、堺市の花の「ハナショウブ」をイメージする紫色の「紫おん(しおん)」と、こちらでいったんシリーズは完了とのこと。
ちなみに堺トラムの乗車時間は、時刻表に四角いブロックで時間が囲まれているので、ピンポイントで狙って乗車するお客さんも。運行開始と同時に、Twitterでの運行情報の試験配信も開始。各車両ごとにアカウントがあるので(青らんなら、sakaitramseiran)と、駅に到着するごとにツイートも。3月20日(金)には千利休と与謝野晶子をテーマとした[さかい利晶の杜]もオープン、美しい青色が颯爽とした印象を与える「青らん」に乗って、堺を満喫してみてはいかがですか?
取材・文・写真/多田浩子
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