南大阪・泉佐野市がVRイベントに出展、ふるさと納税に活用

2022.6.3 06:15

『バーチャルマーケット2022 Summer』に出展する泉佐野市ブースのイメージ

(写真1枚)

大阪府南部に位置する泉佐野市(市長:千代松大耕)が、VRイベント『バーチャルマーケット2022 Summer』に出展。「ふるさと納税」のPRに活用するという。

「ふるさと納税」の制度改変の渦中で総務省と争い、注目を集めた泉佐野市。一時制度から除外されたものの2020年夏に復帰し、新しい地場産品の開発などさまざまな発想で同制度に取り組んでいる。

今回同市が参加を決めたのは、2018年よりインターネットの仮想空間・メタバースで開催され、世界中から100万人超が訪れるという『バーチャルマーケット』。

参加者は、アバターなどの3Dアイテムやファッションなどリアル商品の購入をはじめ、映画観賞、音楽ライブへの参加など、バーチャル空間ならではの体験ができるVRイベントだ。

泉佐野市は、バーチャルマーケット内の「パラリアル大阪」に出展。現実と同じ位置にある空港を模したエリア内にブースが設置され、ふるさと納税や同市の魅力を発信するという。

またブースには、市の公式キャラクター「イヌナキン」の分身である、ゆるキャラ「ゆるナキン」が3Dアバターとして登場。デジタルカタログが設置され、定番人気の「泉州タオル」や「水ナス」などの返礼品が3Dで紹介される。イベントは、8月13日から28日まで。

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